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細胞に使用する際の不溶性タンパク質の適切な可溶化方法 トピック削除
No.122-TOPIC - 2007/08/28 (火) 17:41:53 - りんごの木
大腸菌(BL21)を使用して目的のタンパク質の誘導と精製を試みています。

しかし、そのタンパク質はnativeな条件では不溶性区分に多くが存在しており、水に溶けにくいタンパク質である可能性が高いです。

現在は、Urea存在下変性条件のもとで、Niカラムを用いてタンパク質を単理離しています。そこでは綺麗に目的のタンパク質を単離出来ています。

しかし、透析膜を用いて1×PBSで透析を行うと、ほとんどのタンパク質が析出してしまいます。

論文では同じタンパクを精製する際、「塩濃度を高めたり、グリセロールを添加する」と記載されていますが、あまり効果が見られませんでした。

細胞にかけて使用するため、Urea、Tweenといった細胞に毒性のあるものはなるべく避けたいとこです。

私と同じように、「生物に使用するタンパク質で不溶性のタンパク質を、溶かすのにおすすめの条件」をご存知の方、いらっしゃいましたら教えていただけたらと思います。

よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.122-2 - 2007/08/28 (火) 18:01:53 - T
リフォールディング refolding をキーワードに勉強してください。

細胞に使用する際の不溶性タンパク質の適切な可溶化方法 削除/引用
No.122-1 - 2007/08/28 (火) 17:41:53 - りんごの木
大腸菌(BL21)を使用して目的のタンパク質の誘導と精製を試みています。

しかし、そのタンパク質はnativeな条件では不溶性区分に多くが存在しており、水に溶けにくいタンパク質である可能性が高いです。

現在は、Urea存在下変性条件のもとで、Niカラムを用いてタンパク質を単理離しています。そこでは綺麗に目的のタンパク質を単離出来ています。

しかし、透析膜を用いて1×PBSで透析を行うと、ほとんどのタンパク質が析出してしまいます。

論文では同じタンパクを精製する際、「塩濃度を高めたり、グリセロールを添加する」と記載されていますが、あまり効果が見られませんでした。

細胞にかけて使用するため、Urea、Tweenといった細胞に毒性のあるものはなるべく避けたいとこです。

私と同じように、「生物に使用するタンパク質で不溶性のタンパク質を、溶かすのにおすすめの条件」をご存知の方、いらっしゃいましたら教えていただけたらと思います。

よろしくお願いします。

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