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抗アセチルリジン抗体 トピック削除
No.966-TOPIC - 2008/04/15 (火) 22:54:30 - KO
いつも参考にさせてもらってます。

自分は、最近ある転写因子のアセチル化を見ようとしています。
その転写因子の抗体でIPしたのちに、
一般的な(部位特異的ではない)抗アセチルリジン抗体を
用いてWBする、という方法で見ようと試みているのですが、
抗体が良くなく、
ほとんどアセチル化を検出できません。

皆さんの中で、WBで良く働く
抗アセチルリジン抗体をご存知の方はいらっしゃらないでしょうか。
自分は抗体はCell signalingのポリクロ・モノクロともに試してみましたが
うまくいきませんでした。
 
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ありがとうございます。 削除/引用
No.966-4 - 2008/04/20 (日) 21:27:31 - KO
> AcKさん、答えさん

ご回答ありがとうございます。
TSAを入れて細胞抽出液を作ったこともあるのですが
うまくいきませんでした。TSAが失活している可能性もあるので
Butylateも試してみます。ただ、臭いがね、、、

(無題) 削除/引用
No.966-3 - 2008/04/19 (土) 16:58:16 - AcK
抗アセチル化リジン抗体の検出感度は、リン酸化アミノ酸抗体のようにアセチル化リジンの前後のアミノ酸の配列に大きく依存するようですので、タンパク質によってはうまく動かない事もあるようです。

(無題) 削除/引用
No.966-2 - 2008/04/16 (水) 15:50:55 - 答え
Histoneのアセチル化の場合は、実験操作の過程で起こるかもしれない脱アセチル化を最小限に抑えるため最後にSDS-bufferに溶かすまではヒストン脱アセチル化酵素の阻害剤であるSodium butylate(酪酸ナトリウム?)を数mMから10mMくらいの高い濃度で全過程を通して入れます。(この関係の論文とかみるとわざわざ、ちゃんと入れています、と書いてあるものが多いから、プロテアーゼインヒビターカクテルみたいに気休めでなくて、けっこう重要なのだとおもう)HDACはヒストンに限らずいくつかの他の蛋白質のアセチル化もするらしいので入れてみる価値はあると思います。
始めから酵素が失活するような方法でライゼートを作ればこうしたことはあまり問題は無いと思いますが、免疫沈降だとたぶん、マイルドな条件でライゼートを調製するかもしれないので、こうした阻害剤は必要かもしれないです。
あとSodium butylateは、特有のとてもいやな臭い(酪酸臭)がするのでドラフトで開けた方がいいです。

抗アセチルリジン抗体 削除/引用
No.966-1 - 2008/04/15 (火) 22:54:30 - KO
いつも参考にさせてもらってます。

自分は、最近ある転写因子のアセチル化を見ようとしています。
その転写因子の抗体でIPしたのちに、
一般的な(部位特異的ではない)抗アセチルリジン抗体を
用いてWBする、という方法で見ようと試みているのですが、
抗体が良くなく、
ほとんどアセチル化を検出できません。

皆さんの中で、WBで良く働く
抗アセチルリジン抗体をご存知の方はいらっしゃらないでしょうか。
自分は抗体はCell signalingのポリクロ・モノクロともに試してみましたが
うまくいきませんでした。

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