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遺伝子変異導入について トピック削除
No.940-TOPIC - 2008/04/09 (水) 10:20:42 - PCR
現在、遺伝子上に1〜2塩基くらいの変異導入を行い、そのプラスミドDNAを用いての実験を計画しています。
以前にPCR法による変異導入を行ないましたが、原理をあまり出来ていなかった時期に教えてもらったので、現在ほとんど忘れてしまっているうえに、とても複雑なステップがあったために、気が遠くなっています。
もし、親切な方がいれば、簡単に原理を教えていただけると助かります。
また、現在Invitrogenなどからキットが出ているみたいなのですが、これで行なう方が成功しやすいのでしょうか?それとも、同じ会社で受託サービスもあるみたいですが、この方が手間などを考えると、それを行なう方が確実なのでしょうか?
漠然とした質問なのですが、宜しくお願いします。
 
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ベクター 削除/引用
No.940-9 - 2008/04/13 (日) 02:00:46 - PCR
おおさん

ありがとうございます。特にクローニングの種類に制限はないとのことなので、比較的操作が簡便で、クローニングサイトに別の修飾がつかないブラントで行なう予定にしています。
酵素に関しては、精度の高い酵素を使用するようにします。

(無題) 削除/引用
No.940-8 - 2008/04/10 (木) 13:22:21 - おお
あまりTベクターだからいけないとかTOPOだからどうだと言うのはないと思います。それぞれ使ったことはありますが、個人的にはベクターの端に制限酵素認識部位をつけ、普通のベクター(プラスミド)にほりこむか、たまにブラントでほりこんでしまうことのほうが多いです。Tベクターだと、PCRのフラグメントにAの突出末端をつけないといけないのでTaqで増やすか、Pfuなどの使った場合には、フラグメントをTaqでしょりしてAをつけないといけませんね。

マルチクローニングサイトの制限酵素が都合のいい物と言うのも選択に影響すると思います。

私はPCRクローニングでTaqはあまり勧めません。もちろん目的によりますが。結構ミューテーションが入ってあとから対処できるにしてもめんどくさいです。ミューテーションのはいってないのを見つけるためにクローンを増やすのも場合によっては手間になりますし。


>[Re:4] PCRさんは書きました :
> 横からすみません。一般論でいいので教えてください。
> 変異の入ったプライマーでプラスミドを一周するPCRして作った際、シーケンスはどの範囲を確認していますか?
これについては実験によって違ってくると思います。プロモーターアッセイのような場合は一見関係のないところ(例えばアンプのORFにサイレントミューテーション)が入っても問題になる可能せいがあります。必要な部分を確認して、プラスミドに挿入し直した法がいいと思います。

なにかたんぱく質の発現ベクターの目的のたんぱく質に変異を入れる時などは、これも目的によりますが、ORFの部分とその前後が確認できたらよしとすることが多いです。その上で2クローン取るようにしてます。2クローンで振る舞いが違う時は一方にバックボーンの重要な部分に何か変なことが起こっていると察しがつきますから。2クローンとも同程度に発現が低ければ変異を入れたためと思えますし。で、その時点で移し変えるかどうか考えます。
変異がそのタンパクの安定性に寄与していると言いたいのであれば、バックボーンはコントロールと一緒であるべきでしょうし、変異によって恒常的に活性化した状態になって発現が多少弱くなってもその効果がはっきりしている時はそんなにバックボーンにこだわらないかもしれません。

理解できました 削除/引用
No.940-7 - 2008/04/09 (水) 22:02:38 - PCR
皆さん、ご親切にご回答ありがとうございます。

原理に関しては、理解が出来ました。
色々と検討したところ、キットでの変異導入を予定していますが、
いずれにしても、目的遺伝子のプラスミドDNAが必要だと思います。
ここで、もう一つ疑問が出たのですが、
導入するプラスミドの種類に、制限はあるのでしょうか?
例えば、T-vectorだと問題ないが、TOPOだと不可能だとか・・・
あと、目的遺伝子は1kbp程度なのですが、このクローニングの際もTaqではなく、Pfxなどの精度がいい酵素を使用するべきなのでしょうか?
予定では、変異導入の際のPCRはPfxなどを使う予定です。

私は後者です。 削除/引用
No.940-6 - 2008/04/09 (水) 15:45:40 - TS
前者の方が良いでしょうね。他の皆さんはどうなんでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.940-5 - 2008/04/09 (水) 15:41:22 - 小心者
私は前者(配列確認した領域以外は以下の実験に持ち込まない)です。

(無題) 削除/引用
No.940-4 - 2008/04/09 (水) 14:23:01 - PCR
横からすみません。一般論でいいので教えてください。
変異の入ったプライマーでプラスミドを一周するPCRして作った際、シーケンスはどの範囲を確認していますか?
近くの制限酵素サイトまで確認して、その制限酵素で元のプラスミドと入れ替えていますか?
それとも、ORFかORF+プロモーターの範囲で変異がなければそのまま使っていますか?

(無題) 削除/引用
No.940-3 - 2008/04/09 (水) 11:57:26 - おお
ストラタ、プロメガなどもキットをだしていて結構多くのバリエーションがあります。それぞれそこそこ動くようですが、私はたいていインバースPCRで作っちゃいますのでキットは使ってません。原理はキットの説明とか読むと丁寧に書いていますので、この際読んで理解されれば勉強にもなるしいいのではないかと思いますが如何でしょうか。

(無題) 削除/引用
No.940-2 - 2008/04/09 (水) 10:38:13 - sumika
原理とプロトコルを簡単に解説されているページです。
参考にしてください。

http://www.iam.u-tokyo.ac.jp/bnsikato/protocol/b10.html

遺伝子変異導入について 削除/引用
No.940-1 - 2008/04/09 (水) 10:20:42 - PCR
現在、遺伝子上に1〜2塩基くらいの変異導入を行い、そのプラスミドDNAを用いての実験を計画しています。
以前にPCR法による変異導入を行ないましたが、原理をあまり出来ていなかった時期に教えてもらったので、現在ほとんど忘れてしまっているうえに、とても複雑なステップがあったために、気が遠くなっています。
もし、親切な方がいれば、簡単に原理を教えていただけると助かります。
また、現在Invitrogenなどからキットが出ているみたいなのですが、これで行なう方が成功しやすいのでしょうか?それとも、同じ会社で受託サービスもあるみたいですが、この方が手間などを考えると、それを行なう方が確実なのでしょうか?
漠然とした質問なのですが、宜しくお願いします。

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