あ〜 すいません。間違えました。
半年近く昔のコメントにレスして、何やってんですかね、私は。
一応、回答としては下のコメント同様、正式なサポートを受けるのがベストです。
が、シグナルが得られない場合に見るべきポイントはいくつかあります。
シークエンサーと言っても基本的には電気泳動装置なので、電気泳動を行う部分に注目すれば良いかと思います(というより、他の部分は素人には手の出しようが無い)。
まず、レーザーに異常が無いのであれば、検出にはまず問題が無いと考えてください。
(キャピラリ交換直後に、通りすがりさんの仰っているススの問題でシグナルが検出されなくなるほどの影響が出ることはまず無いです。繰り返し使用している間にRawデータのバックグラウンドが上昇して綺麗には読めなくなる、という程度の影響です)
その上でシグナルが得られないのであれば、サンプルが泳動されていない可能性を考えるのが妥当かと。となると、
キャリブレーションのミスにより、サンプルの吸い上げが上手くいっていない。
キャピラリ先端の乾燥による目詰まり。
セッティングする際にキャピラリを潰してしまった(特に先端部分)
陰極から陽極までの間に泡が入った。
などが考えられるわけです(ちなみにこれらの問題が発生すると多くの場合、シグナルが出ない)。
特にキャピラリ交換は気を付けるべきポイントで、細い穴を通す際に先端を潰してしまう(もしくはゴミなどで詰まらせてしまう)と全く使い物になりません。ポリマーブロックに接続するコネクタ内を通す際や白金電極の隣の穴に通す際は要注意ポイント。キャピラリ内にポリマーを充填した後のキャピラリ先端の乾燥も、一発アウトです(しかも目詰まりや乾燥は目で見ても分かりません)。
ということで、
私がメンテナンスをするのであれば、まずは電極間に泡が入っていないかどうかを確認します。(泡があると電流値が低くなる場合があります。特にキャピラリの接続部分、不透明のチューブ部分、陽極側の最後の鋭角ターン部分に気をつけてください)
それで問題が見付からなければ、迷わずキャピラリ交換です。特に慣れていない時期は、本人が気付かないうちにダメにしていることが結構ありますからね。それに310ならキャピラリも高くないので、交換しやすい部分かと。
ま、あくまで、私がやるならこういう順番でここを見る、ということで。 |
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