>変な二次構造をとったプローブが核タンパクと結合していたとしても、その後の泳動の際にプローブの二次構造を改善できるのですか?初めて伺いました。プローブは変な二次構造をとっていても、正常に結合すべき核タンパクと結合するのでしょうか?
言われてみればそうですね(笑)。
他の目的があって泳動バッファー系を変更したのですが
(ノンスペバンドは論文でも「ノンスペ」と書いてしまおうと思っていた)、
期せずしてよくなったように記憶しております。
いま手元に資料がないのでなんとも言えないのですが・・・すみません。
ただその時思ったのは、
・変な二次構造をとったプローブは蛋白と結合しない
(私の場合、その「ノンスペ」はプローブのみのレーンにも蛋白加えたレーンにも
シフトせず同じだけ見えていた)。
・泳動バッファー系によっては、アプライしてから流し始めた瞬間までの間に
二次構造が軽減されることがある。
なんて考えて納得してました。今思い返すと自信はありません。
そして私が普段使うプローブは 100 bp 前後です。
短い方が二次構造を取りやすいのか取りにくいのかはわからないです。
他の皆様、どうでしょうか?
ちなみにもし二次構造を疑うのなら、定法であれば
泳動バッファー系の変更よりも反応バッファー系の変更かもしれませんね。
塩濃度が効きそうな気がします。
もっとも、塩濃度は蛋白-DNA間の結合にも効きそうなので注意が必要ですが。 |
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