~さん、ぽさん、おおさんアドバイス頂き有難うございます。
皆さんのお話からすると培養細胞の継代についてどう扱うかは
かなり議論のあるところのようですね。私が例に出した
昆虫細胞の場合、蛋白質発現に使っているわけですから
発現量が減ったかどうかで細胞の継代を止めるべきかどうか
簡単に判断できます。しかし培養細胞の形質についてははっきりした
基準がありませんからおおさんがおっしゃっている「同じ名前の
細胞であってもラボの数だけ異なる細胞が存在する」というのは
的を射ている気がします。細胞生物学の人たちに怒られるかも
知れませんが培養細胞のアッセイで得られた結果は再現性の面から
言ってかなり危うくて(たとえ同じラボ内であったとしても)
それを踏まえた上で論文を読むべきだということですね。
いい勉強になりました。
私の個人的な印象ですが培養細胞のアッセイは自分が考えている
コンセプトを確認するある種のスクリーニングの段階に近くて
それで得られた仮説は最終的にはin vivoで確認するべきのよう
ですね。
繰り返しになりますがアドバイス頂いた方々本当に有難うございました。 |
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