TRexは、FlpInとの組み合わせで安定に機能すると感じます。
しかし、FRT導入株の作成は困難だと感じており、市販のものを使っています。
TRexでのbackgroundの発現量は、Tet-repressorの発現程度に大きく依存します。
TetR発現株作成で、適切なクローンの取得が必須です。
rodentでCMVプロモータが機能しない可能性がTRexの取説に書いてありますが、重要性のほどは理解していません。
同じく、取説で言及されている血清中にコンタミするかもしれないTetracyclineが問題であった経験はありません。
大まかに500から1000倍程度の発現誘導がwesternで確認できます。 |
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