Bio Technical フォーラム

  • 書き込みがかなり増えてしまいサーバーの負荷が大きくなったので、新しいBioTechnicalフォーラムに移行してください。
  • 新しいトピックは新フォーラムでのみ立ち上げ可能です。レスは2009年2月15日までつけられますが、その後は、つけられません。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム(readのみ) | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

二次元電気泳動のSDS処理について トピック削除
No.823-TOPIC - 2008/03/13 (木) 20:18:36 - OSA
二次元電気泳動を行っている方に質問します。
一次元目のIEFと二次元目のSDS−PAGEの間に行う
SDS処理は、マニュアルですと20分と書いてあるのですが、
この行程を、数時間、または一晩行っても
泳動像に影響はでないのでしょうか?

もしSDS処理の行程をこのような方法でやられている方
がいらっしゃいましたら、ご意見お聞かせください。
よろしくお願いします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



7件 ( 1 〜 7 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.823-7 - 2008/04/12 (土) 16:44:45 - TX


> 染色後スポットの背景に縦線が入っていしまいます。


ストリップゲルの両端特に塩基性側に縦線が認められるなら、これは不純物により蛋白が沈殿している現象です。前処理していないのなら、前処理する。前処理しているのなら、再度前処理するかアプライする蛋白量を減らすと改善されると考えられます。

(無題) 削除/引用
No.823-6 - 2008/03/20 (木) 15:52:26 - コーラ
固定処理は私もしてましたよ.

2.5% TCAで3分間くらいです.

ATTOのプロトコルを参考にしました.

(無題) 削除/引用
No.823-5 - 2008/03/20 (木) 15:24:13 - OSA
名無しさん詳しい情報ありがとうございます。

現在、二次元目のゲルは自作で7−15%のグラジエントゲルを
用いており、銀染色で検出しているのですが、どうしても
染色後スポットの背景に縦線が入っていしまいます。
また、泳動された一番下端の線がナミナミになってしまいます。
泳動自体があまり詳しいものではないのですが、これもSDS処理
の過程と関係があるのでしょうか?

役に立てば。 削除/引用
No.823-4 - 2008/03/14 (金) 21:09:12 - 名無し
1時間くらいなら問題ないと思います。細かい部分は分かりませんが、少なくとも見かけの泳動パタンが変わるような事は無いと思います。ただ数時間とかO/Nとかあまり長いのは、ゲルからのリークがスポットの拡散が無視できなくなると思うので止めた方がいいと思います。経験的には30分というのはむしろ平衡化に最低限必要な時間という感じがします。特に添加蛋白質量が多い場合は平衡化は十分に行った方がいいです。平衡化を十分に行う(45分程度、10〜15分ごとにこの間bufferを4〜5回交換)と、2次元目のスポットの縦方向のテーリングがだいぶ改善され(つまりSDS化がしっかりできた)、ゲルに入ってくる各スポットの蛋白質量が幾分増えましたので、そのくらいの長さやってました。蛋白質が拡散したり抜けたりしているという感じは無かったです。

1次元目(IEF)で止めたい時は、(洗ったり平衡化したりしないで)ゲルをそのまま-20〜−80Cでフリーズ出来ます。10ml用の使い捨てプラスティックピペットの両端をヤスリで切ってパラフィルムで蓋するといいです。小さいゲルなら15ml用ファルコンテューブもいいかも。これで1週間くらいなら特に問題ないです。(それ以上長いと横の拡散が目立ってきましたので勧めません。)
凍結保存したゲルを2次元目に持っていくときに大事な事は、フリーザーから出したら、まだゲルが凍ってるうちに手早く平衡化bufferに入れてしまうことです。

あとIEF後のゲル内の蛋白質は室温でもそんな簡単には拡散しませんから30分くらいならあまり神経質にならなくてもいいと思います。


固定処理はした事はないです。残存アンフォライトはIEFゲルをCBB染色するときは染まってしまい大きな問題になるので除去する必要がありますが、2-DPAGEするなら、無理して一生懸命に除く必要性は無いと思います。平衡化中に拡散して抜ける分だけで十分でしょう(アンフォライトはゲルの一番下の部分に来るのでその辺のスポットをよく見たいと言う特別な場合以外は。)

IEF後に固定処理した場合、ゲル内で固定された全ての蛋白質がきちんとSDSで再び可溶化しているという保証はあるのでしょうか?ここで可溶化が不完全な蛋白質はうまく2次元目のゲルに移行出来ず、再現性に問題が起きたりアーティフィシャルなスポットの量的変化につながる可能性は無いのでしょうか。あまりいい事は無いような気がするのですが。

(無題) 削除/引用
No.823-3 - 2008/03/14 (金) 17:29:36 - IEF
1次元目の終了後,固定処理をしてからDWで震盪しますよね.
(残存しているアンフォライン等を洗浄するため)

ここでなら48時間は保存できますよ.

その後SDS処理すればOKです.

私も知りたいです。 削除/引用
No.823-2 - 2008/03/14 (金) 02:00:12 - cbb
SDS処理に長時間かけると、なんとなく
ストリップの外に逃げちゃう気がして
マニュアル通りにやってました。(根拠無し)
一次元目のIEFと二次元目のSDS−PAGEの間に、
どうしても時間をおきたいときは、
IEFの機械にかけたまま(電圧を維持したまま)放置してました。
ちなみにBio-Rad使用。

二次元電気泳動のSDS処理について 削除/引用
No.823-1 - 2008/03/13 (木) 20:18:36 - OSA
二次元電気泳動を行っている方に質問します。
一次元目のIEFと二次元目のSDS−PAGEの間に行う
SDS処理は、マニュアルですと20分と書いてあるのですが、
この行程を、数時間、または一晩行っても
泳動像に影響はでないのでしょうか?

もしSDS処理の行程をこのような方法でやられている方
がいらっしゃいましたら、ご意見お聞かせください。
よろしくお願いします。

7件 ( 1 〜 7 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を