Bio Technical フォーラム

  • 書き込みがかなり増えてしまいサーバーの負荷が大きくなったので、新しいBioTechnicalフォーラムに移行してください。
  • 新しいトピックは新フォーラムでのみ立ち上げ可能です。レスは2009年2月15日までつけられますが、その後は、つけられません。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム(readのみ) | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

RNAiの効果がオフターゲットだった? トピック削除
No.771-TOPIC - 2008/03/04 (火) 02:58:15 - KD
約5年前に、あるタンパク質をRNAiでノックダウンし、それによる効果を細胞レベルで調べ、論文にしました。その際は、RNAi発現用ベクターを使用し、使用したRNAi配列は1種類(A)だけでした。
最近になって、もう一度そのRNAi効果を調べるため、今度は別のRNAi配列(B)を選択し同じ実験を行ったところ、前回と異なる効果が見られました。どちらが本物か調べるために、RNAi標的配列部分にサイレントミューテーションをかけたcDNAを過剰発現させ、レスキュー実験を行いました。その結果、Bの配列に対してはレスキューが見られたものの、Aに対しては見られませんでした。
そこで、RNAi(A)の効果についてはオフターゲットを含んでいるのではないかと考えています。

こういった場合、以前出した論文は嘘ということになるのでしょうか?また、前回の論文は取り下げる必要があるのでしょうか?
また、RNAi実験の如何にかかわらず、例えば昔のデータに間違い(?)がある可能性が出た場合、皆さんはどうしているのでしょうか?
どなたかアドバイスいただけたら幸いです。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



2件 ( 1 〜 2 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.771-3 - 2008/03/04 (火) 07:08:02 - GE
よくありそうなことですね。

昔はRNAiのターゲットが1箇所だけというのはよくありました。最近では、off-target効果を考慮して2箇所以上のターゲットで同様の効果を示さないと信憑性にかけます。

Aのoff-target効果の原因を証明できるのなら、その証明データとBによる効果(本来の効果)を示すことで、取り下げ等ではなく新たな論文として、本来のRNAi効果を示せるのでは?

RNAiの効果がオフターゲットだった? 削除/引用
No.771-1 - 2008/03/04 (火) 02:58:15 - KD
約5年前に、あるタンパク質をRNAiでノックダウンし、それによる効果を細胞レベルで調べ、論文にしました。その際は、RNAi発現用ベクターを使用し、使用したRNAi配列は1種類(A)だけでした。
最近になって、もう一度そのRNAi効果を調べるため、今度は別のRNAi配列(B)を選択し同じ実験を行ったところ、前回と異なる効果が見られました。どちらが本物か調べるために、RNAi標的配列部分にサイレントミューテーションをかけたcDNAを過剰発現させ、レスキュー実験を行いました。その結果、Bの配列に対してはレスキューが見られたものの、Aに対しては見られませんでした。
そこで、RNAi(A)の効果についてはオフターゲットを含んでいるのではないかと考えています。

こういった場合、以前出した論文は嘘ということになるのでしょうか?また、前回の論文は取り下げる必要があるのでしょうか?
また、RNAi実験の如何にかかわらず、例えば昔のデータに間違い(?)がある可能性が出た場合、皆さんはどうしているのでしょうか?
どなたかアドバイスいただけたら幸いです。

2件 ( 1 〜 2 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を