抗体にもよりますが、もしそれが一次抗体ならば、一日程度なら室温で放置していても大丈夫なことが多いです。抗体というのは、元来、生体内(37℃程度)で常に循環しながら機能しているものですから、その抗体溶液にプロテアーゼでも混入していない限り、結構安定なものです。
しかし、その放置されたという抗体が、HRPなどの酵素が結合したような二次抗体ならば話は別です。室温で放置されている間にどんどん失活していってしまった可能性があります。
いずれにしても、一度その抗体を使って実験を行ってみることだと思います。そのときに、必ずうまくいくようなポシティブコントロールも同時に行うことが大切です。 |
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