こういう事案に遭遇したことはないのですが,いくつか理由を考えてみました.
まず,細胞の自家蛍光や抗体の非特異的結合は同程度でしょうか.染色のネガコンでは差は見られませんか?
白血病細胞株ではタンパクの局在が変わったりすることありますでしょうか?.BDのキットは細胞質タンパクを細胞外に漏らす傾向があるので,局在によって細胞内に残る量が変わったりすることあるのかもしれません.(当方の環境では,BDのキットでは,1logくらい細胞質タンパクの蛍光強度が落ちます)
該当タンパクはすべての細胞で発現しているのでしょうか?.一部の細胞のみ発現しているような場合ですと,陽性率とタンパク量に乖離が出てもおかしくないような気もします.
このような点は問題外でしょうか. |
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