今回、レポータージーンアッセイを行おうと思います。
ルシフェラーゼ遺伝子の上流に興味のあるプロモーター領域Aを挿入し、プラスミドを作成しました(プラスミドA)。このプロモーター領域Aに結合するかもしれない転写因子Bを発現するプラスミドも作成しました(プラスミドB)。
AとBをco-transfectionしてルシフェラーゼの発現変化を見ようと思っているのですが、素朴な疑問が出てきました。
もしAとBをco-transfectionして、ルシフェラーゼの発現が上昇した場合、転写因子BがダイレクトにプロモーターAに作用していると考えるものなのでしょうか?たとえば、転写因子Bがゲノム上のある転写因子Xの発現を上昇させ、その転写因子XがプロモーターAに作用していると考えることも出来ると思います。
皆さんはどういった解釈で実験を進めておられるのでしょうか?
上記のような可能性を考えると、最終的にはプロモーター領域A上の転写因子B結合領域を推測して、その後in vitroでその転写因子B結合領域と転写因子Bが直接結合することを示すといった流れで研究を進めていくのでしょうか?
初歩的な質問ですが、どなたかご意見お聞かせください。 |
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