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Bio-fermentorでの大腸菌の培養 トピック削除
No.7-TOPIC - 2007/07/27 (金) 23:18:07 - C
Bio-fermentorで大腸菌の培養を行っています。
現在の条件では7時間でOD600=40のプラトーが得られて
います。疑問に思っているのはプラトーになるまでは
常に培養液が酸性になり常に多くの酸素を必要と
します。しかしプラトーになった頃から酸素の消費が減り
溶液は塩基性に傾くようになります。おそらく成長に
必要な栄養が枯渇したサインではと想像しているのですが
文献その他を調べてもそれに関する情報は今のところ
見つかっていません。どなたかBio-fermentorに詳しい方
情報を頂けませんか。
 
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もうひとつ質問させてください。 削除/引用
No.7-8 - 2007/08/07 (火) 17:13:08 - C
すいません。もうひとつ質問させてください。
それは消泡剤についてです。現在シグマから出ている
消泡剤(彼らは30%ストック溶液として販売しています)を
使っています。マニュアルに従いこれを1%溶液に
希釈してオートクレーブ後、培養液に加えています。
ただ経験のある方もいらっしゃると思いますが、
培養が進むと更に消泡剤溶液を加えなければ泡の形成を
抑えられなくなり、少なくとも私の場合は最後の辺りに
なると30%ストック溶液を直接加えないと泡の形成を
抑えられなくなります。
私が気にしているのは大量の消泡剤が大腸菌の培養に
影響していないかどうかと言うことです。シグマにも
問い合わせてみたのですが彼らは「試したことが無いので
わからない」という回答しかえられませんでした。
どなたか個人的な経験らからで結構ですので何かご意見
ありましたらレスお願い致します。

(無題) 削除/引用
No.7-7 - 2007/08/05 (日) 01:31:08 - C
>[Re:6] Gooooogleさんは書きました :
> 「大腸菌 ファーメンター pH」で検索して次のサイトを見つけました。
>
> http://www.mypress.jp/v2_writers/tenmonbu/story/?story_id=1054927

>[Re:5] う〜んとさんは書きました :
> 大腸菌は有機酸も利用できるので、糖の枯渇とエネルギーの枯渇は違いますよ。
>

>[Re:4] Dさんは書きました :
> 栄養源の枯渇による増殖の停止に関しては「stringent response 」や「ppGpp」、「relA」のキーワードで検索すれば答えが得られるかもしれません。

レス有難うございます。どうやらエネルギー源の枯渇は私の早とちりのようですね。

(無題) 削除/引用
No.7-6 - 2007/07/31 (火) 18:56:50 - Gooooogle
「大腸菌 ファーメンター pH」で検索して次のサイトを見つけました。

http://www.mypress.jp/v2_writers/tenmonbu/story/?story_id=1054927

(無題) 削除/引用
No.7-5 - 2007/07/31 (火) 12:35:35 - う〜んと
大腸菌は有機酸も利用できるので、糖の枯渇とエネルギーの枯渇は違いますよ。

(無題) 削除/引用
No.7-4 - 2007/07/31 (火) 09:06:49 - D
栄養源の枯渇による増殖の停止に関しては「stringent response 」や「ppGpp」、「relA」のキーワードで検索すれば答えが得られるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.7-3 - 2007/07/30 (月) 19:05:43 - C
う〜んとさん、レス有難うございます。
> Bio-fermentor自体が何かを知りませんし、使われている培地についての情>報もありませんが、大腸菌の生理について少し。

説明不足ですいません。大腸菌を大量に効率良く培養できるように
温度、酸素供給、pHなどを制御しながら培養できるシステムです。
具体的にはhttp://www.sartorius.com/biostat_aplus/を使っています。
培地はLB Brothにグルコース、硫安、金属イオン(Al,B,Co,Cu,Ni,Mg, Zn,Fe)、燐酸バッファーを加えた非常にリッチな培地を使用しています。

> 大腸菌の解糖系の代謝経路は、糖→二酸化炭素と一気に進むような形では
>発現しないようです。培地中に糖がある間は、糖→有機酸への代謝が先に進
>み培地のpHが上昇するようです。
> 糖が枯渇したり酸素が不足したりで、培地条件が変わることで代謝経路も
>変わるようです。

先週末に培養緒行った際同じ様にpHが下がり酸素消費が減った時点で
グルコースを加えてみました。そうすると再び酸素消費量が増えpHが
酸性側に傾くようになりました。ですからどうやらこの現象はエネルギー
源の枯渇によるもののようです。もちろん確証はまだありませんが。

(無題) 削除/引用
No.7-2 - 2007/07/30 (月) 14:29:13 - う〜んと
Bio-fermentor自体が何かを知りませんし、使われている培地についての情報もありませんが、大腸菌の生理について少し。

大腸菌の解糖系の代謝経路は、糖→二酸化炭素と一気に進むような形では発現しないようです。培地中に糖がある間は、糖→有機酸への代謝が先に進み培地のpHが上昇するようです。
糖が枯渇したり酸素が不足したりで、培地条件が変わることで代謝経路も変わるようです。

Bio-fermentorでの大腸菌の培養 削除/引用
No.7-1 - 2007/07/27 (金) 23:18:07 - C
Bio-fermentorで大腸菌の培養を行っています。
現在の条件では7時間でOD600=40のプラトーが得られて
います。疑問に思っているのはプラトーになるまでは
常に培養液が酸性になり常に多くの酸素を必要と
します。しかしプラトーになった頃から酸素の消費が減り
溶液は塩基性に傾くようになります。おそらく成長に
必要な栄養が枯渇したサインではと想像しているのですが
文献その他を調べてもそれに関する情報は今のところ
見つかっていません。どなたかBio-fermentorに詳しい方
情報を頂けませんか。

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