気になることがいくつかあるので順に書いて見ます。
下記の項目についてチェックしてみてください。
(1) 固定法
(2) epitopeの位置
(3) perforation
(4) positive control
固定法についてはすでに書かれている方がおられるように、
新しい抗体を試す場合は、培養細胞ではホルマリン系と
アルコール系の二種類は試すべきだと思います。
膜タンパクなので、アルコール系でも流れてしまうことはないと思います。
ホルマリン固定でかつ、epitopeが細胞内の場合には、
perforationが必要になると思います。
膜タンパクなので、perforationをしたほうがいい場合としないほうが
いい場合とあって、case by caseだと思います。
Tritonなどで試してみるほかにもう少しmildなものも検討しては
いかがでしょうか?
それから、そのタンパクが本当に発現しているのかどうか
わからないようであれば、抗体の条件検討には、
positive controlになるような細胞を(も)使うべきだと思います。
あとはもちろん、一次抗体二次抗体のaffinityとか蛍光の強さが
保たれているかどうか、も重要でしょう。
そのほかにもたくさんありますが、とりあえずこんなところで。 |
|