>デコンボリューションは球面収差だけを補正してくれるものと思っていたのですが、バックグラウンドのノイズも消えますから、それだけではないのでしょうね。
ええ、デコンボのソフトにはlowpass等のフィルターかけてる場合もありますから、操作がはっきりしたのでないと危ない気がします。
細胞内構造体の場合、raw dataでぼけていても、境界が識別つくのならば、そこで区切ってその範囲内のシグナルを測った方が良いと思いますよ。デコンボしてくっきり見えるようにする意味はあまりないのでは?むしろ単に蛍光強度の分布をプロットして蛍光強度とその頻度分布を比較するだけで、ある構造体が強く光るかどうかは、判定できる場合もあるような気がします。あるいは、図表にするにはSurface plotすると意外と説得力あったりします。
>最適化されたPSFを用意できる(とは思えませんが)ならば、デコンボ後のデータを比較する方が正しいように思えます。
最適化というか、完全にサンプルと同じPSFが撮れるなら良いですが、仰るとおり、細胞内だと場所で屈折率が異なるから、原理的に完全に正確なPSFというのは無理ではないですかね。 |
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