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Tet-on systemのリニアセレクションマーカー トピック削除
No.689-TOPIC - 2008/02/15 (金) 14:47:42 - taka
Tet-on systemを導入するにあたり、疑問点がでてきました。
わたしの理解ではリバースtTA(テトラサイクリン制御性トランスアクティベーター)を発現させるTet-on 調節vectorをまずトランスフェクトして安定発現株を作り、さらにTRE(テトラサイクリン応答性エレメント)の下流に目的遺伝子を入れて作成したTRE応答vectorをトランスフェクトして、さきほどとは別のセレクションマーカーで2度目の選択を行う、と記憶しておりました。

ところが、最近は2度目のセレクションの際、マーカー遺伝子を含む直鎖状DNA(linear selection marker)とTRE応答vector(セレクションマーカーを持たない)をco-transfectionするという方法があることを知りました。

こちらの方法のほうが効率がよいようなことをメーカーのカタログには書いてありますが、この方法に疑問点があります。

直鎖DNAとTRE応答vectorをダブルトランスフェクション後、セレクション抗生剤存在下で継続培養している間にTRE応答vectorのみが落ちてしまうことはないかということです。

このことに関してなにかご存じのかたがおられましたら、書き込んでいただけるとありがたく思います。
 
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(無題) 削除/引用
No.689-2 - 2008/02/15 (金) 16:16:22 - ~
>マーカー遺伝子を含む直鎖状DNA(linear selection marker)とTRE応答vector(セレクションマーカーを持たない)をco-transfectionする

co-transfectionでセレクションマーカーと目的のベクターを入れるという方法は昔から行われています。

一つのベクターに目的のコンストラクトとセレクションマーカーの両方を入れる手間を省けるという意味では効率がいいです。

抜け落ちる可能性がゼロではありませんが、
セレクション用の薬剤を入れずにしばらく飼ってもほとんど抜け落ちたことが無いので、私は気にしません。

一度のトランスフェクションであれば、一箇所に入ることが多いので、
セレクション用の薬剤でサイレンシングの問題さえクリアできれば、
同じベクター上に載っているのと同じなのかもしれません。

Tet-on systemのリニアセレクションマーカー 削除/引用
No.689-1 - 2008/02/15 (金) 14:47:42 - taka
Tet-on systemを導入するにあたり、疑問点がでてきました。
わたしの理解ではリバースtTA(テトラサイクリン制御性トランスアクティベーター)を発現させるTet-on 調節vectorをまずトランスフェクトして安定発現株を作り、さらにTRE(テトラサイクリン応答性エレメント)の下流に目的遺伝子を入れて作成したTRE応答vectorをトランスフェクトして、さきほどとは別のセレクションマーカーで2度目の選択を行う、と記憶しておりました。

ところが、最近は2度目のセレクションの際、マーカー遺伝子を含む直鎖状DNA(linear selection marker)とTRE応答vector(セレクションマーカーを持たない)をco-transfectionするという方法があることを知りました。

こちらの方法のほうが効率がよいようなことをメーカーのカタログには書いてありますが、この方法に疑問点があります。

直鎖DNAとTRE応答vectorをダブルトランスフェクション後、セレクション抗生剤存在下で継続培養している間にTRE応答vectorのみが落ちてしまうことはないかということです。

このことに関してなにかご存じのかたがおられましたら、書き込んでいただけるとありがたく思います。

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