RNA取扱い初心者のD2です。
ラットで脊髄損傷時のRNA発現量をRT-PCRを用いて調べたいと思っています。
今のところ、キアゲンのRNeasy mini kit を用いて正常ラットの脊髄を用いて練習をしたのですが、組織10mgから2〜3μgしか取れていません。
泳動結果は比較的きれいで、RNA以外のコンタミや分解もほとんどなく、定量時の波形や波長比も問題ない範囲ですので、抽出の段階に問題があるのかと思っていますが、キアゲンのテクニカルサポートで聞いたところ、脊髄からの抽出資料がないため、お答えできないといわれて今いました。どなたか実践している方がいらっしゃれば教えていただければ幸いです。
抽出方法は
@脊髄1分節分(2mmぐらい)をRNA latarに保存しておいたものを、ホモジナイズする前に、細切しRLT buffer 600μl に移し、チューブ用乳棒で組織塊が見えなくなるまで破砕しています。
Aあとはキットの添付書類どおりにやっています。
教えていただきたい項目としては
@脊髄の重量当たりのRNA抽出可能量
Aホモジナイズ後に15000回転、3分間遠心していますが、遠心後、沈殿物以外に、白色で脂肪様の浮遊物が出てきます。エタノールで溶解するので、そのままカラムにアプライしているのですが、通常このような浮遊物は出ないのでしょうか。
B脳組織ではRNeasy lipis tissue kit を使うほうが収量が上がると書いてあるのですが、脊髄でもそちらを使うほうがよいのでしょうか。
長くて申し訳ありませんが、周りに聞ける人がいなくて困っております。どなたかよろしくお願いします。 |
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