蛋白質の発現量のちがいをみるインターナルコントロールは
聞いたことないですね。仮に見つかったとしても各組織での
蛋白質の抽出がどれも均一に行くとは思えないので私なら
抽出した上清の総蛋白質量でノーマライズすると思います。
soul-kenさんの実験系では問題ありますか?
あとsoul-kenさんもおっしゃっていますがウエスタンの定量は
理論上できるでしょうが実際にはなかなか難しいです。
もしどうしてもというのであれば、各メンブレン上でポジティブ
コントロールに使うサンプルの量を数ポイントふってその濃度の
シグナル範囲に目的のサンプルのシグナルが入るように調整します。
ポジティブコントロールの検量線を引いて(おそらくリニアに
ならないと思います)、その検量線を元に目的の蛋白質の量を
推定するという形になると思います。
もし十分量のRabbitpAbがあるのであればELISAされてはどうですか?
この抗体をプレートのコート抗体してにして、同じ抗体の一部を
ビオチン化して検出抗体にします。この検出抗体をストレプト
アビジン-HRPで検出できます。ELISAの方が定量性、再現性共に
優れていますし、大量のサンプルを同時に処理出来てお得だと
思います。もちろん検出限界がどれぐらいになるかは抗体の質に
極端に依存しますが、その辺りはウエスタンでも同じことですから。 |
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