お気持ち、よくわかります。
しかし、制限酵素はCC様のおっしゃるとおり緻密な基質特異性を持っています。
結論を言えば「原則として切れない」です。
6塩基認識の酵素が5塩基マッチで切れてしまっては大変です。
但し、~様のおっしゃるとおり、非特異的切断が生じる可能性はゼロではありません
(私はKpnIにそこまで詳しくないですが。カタログ等に酵素のクセが書いてあるかも?)。
特にKpnIは、反応溶液中の塩濃度に強く影響されるようです。
とてもとてもとても運が悪ければ、スター活性での非特異的切断により
その位置で切れてしまう可能性があるかもしれません。
しかし滅多なことをしない限りスター活性は生じないし、また生じたとしてもごくわずか。
~様のおっしゃるとおり、アガロースゲル電気泳動後に目的バンドを切り出せば
まずだいじょうぶですよ。 |
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