ソニケーションで注意すべきはしすぎると熱によって目的の蛋白質が
変性し沈殿してしまうことです。私のところでは、
1.ソニケーション中はスターラーを使いサンプルを攪拌する。
2.サンプルはガラスのビーカーに入れそれを氷水(氷だけでは熱の
拡散効率が悪い)
3.連続したソニケーションは15sソニケーション、30s休止
という感じでやっています。3.に関しては出力にもよりますから
はっきりとは述べられませんがとにかく熱を上手く逃がすことです。
もちろんソニケーションを長くやりすぎると目的の蛋白質がプロテ
アーゼによって分解を受けることもありますのでインヒビターを
入れるなり工夫してください。
細胞の破砕ではよくプレンチプレスを使ったりするのですがそちらには
ないのですか?比べたことはありませんがソニケーションによる蛋白質
抽出の効率が気になるのであれば一考だと思います。 |
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