バンドが見えないとは重症ですね。でも、ほとんどのDNaseはEDTA存在下では活性が無いから、TEに溶解したものをそのままTAEで泳動したなら切れるステップはないと思います。
と言うわけで、私も見えているスメアはRNAである、に一票。
pGEXプラスミドはコピー数の低いpBR系の複製起点を持っていることはご存じですか?キアゲンのマニュアルにも、pBR系のプラスミドの場合には培養の容量を増やすように指示があったと思います。もし、他のpUC系のプラスミドと同じ培養容量から精製されたとしたら、プラスミドの収量はずっと低いですよ。
その場合、RNAが残った理由は謎ですが、RNaseAがへばってるのかもしれません。
また、余計なお世話かと思いますが、pGEXプラスミドでしたら発現プラスミドを構築した後には発現用の大腸菌株に導入することになると思いますので、高価なEndoFreeのキットを使う理由は全くないと思います。
また、pGEXのプラスミドを買えば10μg入ってると思いますが、これだけあれば発現用のコンストラクトが20個は楽に構築できると思いますよ。 |
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