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培養細胞実験 エタノールやDMSOによる毒性 トピック削除
No.566-TOPIC - 2007/11/27 (火) 16:54:55 - cell
大変、初歩的な質問で申し訳ないのですが、どうかご教授くださいますようお願い致します。

培養細胞を用いた実験系で、何らかの物質で細胞を刺激する際に、その物質が水、PBS、培地などに溶けない場合、エタノールやDMSOなどの有機溶媒に溶解すると思います。
この場合、これらの溶媒の終濃度は何%までなら許されるのでしょうか?
昔やった実験では0.1%くらいでやるように指示されたような気がするのですが、記憶があいまいで、調べてもはっきりとした答えが見つからなかったためにこちらで質問させていただきました。

もちろん細胞の種類によっても感受性は異なると思いますが、一般的にはどれくらいか、お教えいただけると助かります。

また、これらの溶媒による細胞毒性とは、実際には細胞にどのような影響が出るのでしょうか?
見た目としては、死んでしまったり、接着なら剥がれてしまったりということですが、もう少し詳しい理由(メカニズム?)を知りたいです。

ご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.566-5 - 2007/12/03 (月) 12:37:21 - cell
みなさま、ご返答ありがとうございます。
とても勉強になります。
皆様のご意見を参考に、自分でももっと調べてみようと思います。

(無題) 削除/引用
No.566-4 - 2007/12/02 (日) 23:25:26 - PC
DMSOやDMFなら1%程度までなら1日以内では、大きな影響は出ない場合が多いようです。もちろん、DMSOで分化する細胞もあるということはそれなりの影響もありえるので、controlを毎回取ることが必要ですが。
エタノールはphospholipaseDの作用を抑えるので、特に信号伝達系の実験に使う場合は要注意です。1%でも影響が観察されたような記憶があります。この場合は作用が明確なので、なるべく避けた方が良いかもしれません。

Cell Viability 削除/引用
No.566-3 - 2007/11/29 (木) 20:21:35 - His-Tag
いろんなメーカーから細胞毒性を評価する試薬を購入可能なので、ラボに出入りしている代理店さんあたりに相談してはいかがでしょうか。

MTT アッセイなり細胞内 ATP の測定なり視点の異なる試薬を複数用いることで毒性があるかないか判断できると思います。ちなみ、原理などは試薬の取説などを確認してみてください。

ご参考になれば幸いです。

(無題) 削除/引用
No.566-2 - 2007/11/29 (木) 19:15:09 - ats
DMSOだと1%くらいでしょうか。
ある細胞で増殖速度を比べた結果から判断しています。
HL60だったかな?、DMSOで分化する細胞もあるので注意は必要です。
EtOHは知りません。
高濃度の影響は毒物学に詳しい方にお聞きになると良いかと思います。
推測ですが、
どちらも水と混ざります(置き換わる)ので、(おそらく活性中心で水分子が介在する)各種酵素反応がおかしくなります。反応定数が変化したり、基質特異性が変化したり、...だと思います。
膜の透過性も変わるでしょう。
その先は?ネクローシス?

培養細胞実験 エタノールやDMSOによる毒性 削除/引用
No.566-1 - 2007/11/27 (火) 16:54:55 - cell
大変、初歩的な質問で申し訳ないのですが、どうかご教授くださいますようお願い致します。

培養細胞を用いた実験系で、何らかの物質で細胞を刺激する際に、その物質が水、PBS、培地などに溶けない場合、エタノールやDMSOなどの有機溶媒に溶解すると思います。
この場合、これらの溶媒の終濃度は何%までなら許されるのでしょうか?
昔やった実験では0.1%くらいでやるように指示されたような気がするのですが、記憶があいまいで、調べてもはっきりとした答えが見つからなかったためにこちらで質問させていただきました。

もちろん細胞の種類によっても感受性は異なると思いますが、一般的にはどれくらいか、お教えいただけると助かります。

また、これらの溶媒による細胞毒性とは、実際には細胞にどのような影響が出るのでしょうか?
見た目としては、死んでしまったり、接着なら剥がれてしまったりということですが、もう少し詳しい理由(メカニズム?)を知りたいです。

ご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。

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