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腹腔内注射がうまくできません。 トピック削除
No.55-TOPIC - 2007/08/13 (月) 14:28:21 - きりこ
ラット腹腔内注射の初心者です。

周りに教えてくれる人がいないもので書き込みました。

ラットに腹腔内注射をしたいのですが、以下の点について、ご教授いただけたら幸いです。

@針はどの辺りに刺すのですか?腹部正中線より右側?左側?また肋骨(横隔膜)からどこくらい下に?

A針は何センチほど挿入するのですか? 針は何Gがお勧めですか?


その他、コツやアドバイスがありましたら、どんなことでも結構です。是非お聞かせいただけたらと思います。
 
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14件 ( 1 〜 14 )  前 | 次  1/ 1. /1


出来ました!! 削除/引用
No.55-14 - 2007/08/16 (木) 15:32:45 - きりこ
皆さんのアドバイスのおかげで、ラットの固定がうまくできるようになりました。
ホント信じられないくらいラットがおとなしいのです。今まで大声でギギーと泣かしていたのが嘘のよう^^  今では小さくクークーと泣く程度です。
これでいいのですね!?

あとipする前に、注射針の先をわざとテーブルに軽くあてて、針先を鈍くすると、私としては注射しやすいように思いました。針先を鈍くすれば、きっと腸管にも刺さりにくい?ことをちょっと期待しながら。


皆さん、ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.55-13 - 2007/08/15 (水) 17:14:44 - しま
先のきりこ様の質問にお答えします。

斜めというのは正中線に対してという意味です。
針と正中線が平行になるように針を進めるのではなく、
少し外側に角度をつけているということです。
そうすると針先に内臓が触っても逃げてくれます。

わたしは正中の左側に投与するので、左斜めに向かって針を進めます。
といっても、角度は正中線に対してせいぜい20-30度くらいのものです。

分かりにくい説明でスミマセン。

(無題) 削除/引用
No.55-12 - 2007/08/15 (水) 16:14:14 - みき
ラットのしっぽを持って、ラットの前足はゲージにラット自身につかまらせて(いわゆる逆立ち状態)注射すると簡単ですよ。
しっぽをもって、宙吊りでも注射可能ですが、ラットがぐるぐる回ったりして安定しないので、前足はゲージをつかませておくとよいです。

ついでに。。。 削除/引用
No.55-11 - 2007/08/15 (水) 16:11:37 - あああ
先日、大阪大学基礎工学部の生物工学分野実習書を見る機会があったのですが、その中に
「ラットの腹腔内投与の際には、ラットの目の前にスリッパを置くと、その中に顔を突っ込んでおとなしくなるので、尻尾をもちあげて針をさす」
と写真付きで書かれているものがありました。
私はスリッパは用いたことはありませんが。。。。

ちなみに私も手は小さい(手袋はXSでちょっとあまるくらい)ですが、500gくらいまででしたら、前述の保持方で保持できますよ。
コツとしては、人間がラットを怖がると、ラットもビクビクして鳴いたり暴れたりするので、とにかくラットに触ることに慣れることかと思います。
軍手をして持つと、人間側も余裕が出るのか、比較的ラットもおとなしめになる感じがします。(さらに、ちょっとやりにくいですが、台所用の厚手のゴム手袋の上から軍手をすれば、噛まれても歯が通りません)

ラットがキイキイと鳴いたり尻尾を振り回すようなときは、軽く尻尾を自分の腰の当たりに2,3度叩きつけるようにすると、一瞬おとなしくなります。

今まで、腹腔内注射に関して、あまり注意深く考えずにやってきたのですが(今まで15年間、腹腔内注射がもとで死んだり具合が悪くなったりしたことが無かったので。。。。)、このスレッドで皆さんのやり方を聞き、大変勉強になりました。
貴重なご意見、ありがとうございました。

ありがとうございます 削除/引用
No.55-10 - 2007/08/15 (水) 14:25:38 - きりこ
私の知らない知識ばかりで、感激です!!

しま様の投与方法だと、針は腹部に対して垂直にはせず、斜めに(重力の方向へ)挿入するということでしょうか?また実験者から見て正中線の左側付近から脇の方へ針を挿入するという解釈でよろしいでしょうか?

皆さんから教えていただいた方法を色々参考にさせてください。

頭を下に… 削除/引用
No.55-9 - 2007/08/15 (水) 13:15:42 - しま
わたしも通りすがりさんと同じように投与しています。

腹腔内投与で頭を下に向けるのは、頭に向かって針を刺したときに、
重力(というと大袈裟ですが)が針の方向と同じになるので、
内臓の重みで針が刺さってしまうのを防ぐ効果があります。

また、針は少し脇(胴の外側)に向けて進めると
やはり内臓には刺さりにくくなりますよ。

それから、わたしも手は小さい(手袋はXSでも余裕あり)ですが、
耳の少し下を親指と人差し指でつまみ、残りの三指と手のひらで
上半身を固定してあげれば、下半身が脱力して暴れません。
ラットが大きいからと強く掴むと、かえって苦しがって暴れます。
ラットを鳴かせるのは、力の強い男の人が多いように思います。

知りませんでした! 削除/引用
No.55-8 - 2007/08/15 (水) 13:08:52 - mom
@は知りませんでした。ABは聞いたことがありますが、一旦皮下へ針を入れると、腹腔に入れるときに垂直にならずに斜めにゆっくり入りがちで、そうすると腸管に入るから…と、いきなりポン!と打ってしまいます。

でも、@は少し持ちにくいかもしれませんね…持ってくれる人がいれば良いのですが…。

手が小さくでラットが持ちにくい悩みはよくわかりますので、下半身(後ろ足)をケージのフチに押し付けて固定する方法をもう少し詳しく書いておきます。まず、ラットを垂直に持ち、ケージの内側に立たせるような感じにします。ケージの壁にぐっと押し付けて下半身が動かないようにし、腹腔に打てる位置まで上にずりあげます。上半身をそっくりかえらせるようにすると打ちやすいです。ケージが動くようなら重しを入れるなどすると良いと思います。

ただ、この方法ではラットが立ってしまうので、@のような効果は狙えない、というか逆効果ですね。私はケージのフチを使う・使わないにかかわらず、ラットは仰向けより立ち気味くらいで投与していた(持ちやすいから)ので、大丈夫だとは思いますが…。

手加減というのは人によって違いますので、やってみて、上手く行くやり方を見つけてください。初めて腹腔内投与するとき(マウスでしたが)処分するマウスを貰って、色素を投与してみて練習したのを思い出しました。

(無題) 削除/引用
No.55-7 - 2007/08/15 (水) 12:27:09 - bloot
私も、通りすがりさんと一緒ですよ!

(無題) 削除/引用
No.55-6 - 2007/08/15 (水) 10:24:28 - 通りすがり
腹腔内注射で腸に刺さらないコツとして、

@ラットの頭部が腹部より下になるように(仰向けと逆立ちの中間くらいな体勢で)保持し、

A挿入場所は下腹部で正中線より1cmほど左右に外したところ

B針の刺し方は、まず針を腹部に対して水平に皮下に入れ、5mmほど針を挿入した後、針を腹部に対して垂直に立てる(腹腔に打つ)

といわれたことがあります。

特に@をすることで、腸を横隔膜側に片寄らせて、下腹部に空間を確保するねらいがあるとか。でもこれって本当なのでしょうか??

@について、同じような手法でされている方、いらっしゃいませんか??

(無題) 削除/引用
No.55-5 - 2007/08/15 (水) 09:47:12 - きりこ
皆様、アドバイスありがとうございます。

私は、手が小さく、握力が弱いのでラットの固定には苦労しっぱなしです。
早速、アドバイス通り試してみたいと思います。

今まで針を刺すとき、腹部に垂直にポンと刺すのはなんとなく腸に刺さりそうで、ためらってました。でもその方がかえって良いのですね。

本当にありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.55-4 - 2007/08/14 (火) 13:28:17 - ~
私も26Gで短い針をダーツのように?刺していました。

正中線からはずすように言われましたが、
(ラットではなくマウスの)左側に打った際に、即死したことが2度ほどあったので、
右側に打つようにしています。
(左手で補定しているのでちょっと打ちにくいですが)


マウスと違ってラットの場合、
1つのケージに注射する全部のラットを入れて実験室に持ってきて、1匹ずつ打っていると、
悲鳴を聞くためか、後の方のラットはだんだん暴れるようになりました。
そのため、小分けにして持ってくるようにしていました。

やり方は色々ですが 削除/引用
No.55-3 - 2007/08/14 (火) 10:31:10 - mom
大事なポイントは
1)ラットの固定をしっかりする
2)内臓に打たない

ラットの持ち方ですが、ラットの大きさと手の大きさによって持ちやすい方法を工夫して下さい。下半身が固定されていないと打ちにくいのですが、頭がぶんぶん振れると噛まれたりして危険ですので、頭が動かないよう固定するのを忘れないようにして下さい。
大きなラットの場合、手が小さいとあああさんの方法では持ちにくいかもしれません。私は、人差し指と中指で両側から首を支え、親指と薬指を脇の下にいれ、親指と人差し指で右前足を、中指と薬指で左前足を固定します。首を絞めないように、顎の付け根辺りを両側から押さえて固定する感じでしょうか。このままだと下半身がブラブラしているので、しっぽを後ろに回して
適当な指ではさんで固定します。それでもやりにくければ、ケージのフチなどに後ろ足を押さえつけるようにすることもあります(ああ、上手く説明できない)。

打つ場所ですが、私は正中線からちょっと外せと教わりました。左右どちらでも構いません。(腹腔に入りさえすればよいので、あまり気にしてません。)上の方に打つと臓器が色々ありますから、やや下の方に打つのが無難だと思います。打ち方は、一回皮下に入れてちょっと針を進めてから、腹腔に打つという人もいます。皮下、筋層を通過していることを確認するのと、この方が液漏れしないということのようです。が、あああさんのおっしゃるようにポン!と打った方が腸管への誤投与がない(腸管が逃げる)からと、こちらを好む人もいます。
一番のポイントは臓器に打ってしまわないことで、あああさんの書かれたようにして確認するのが良いと思います。

針は、私は26Gの針の長さが半分のものを使っていました。ポン!と打つ場合、針が深く入りすぎるのを気にしなくて良いので楽だと思います。

うちのラボでは 削除/引用
No.55-2 - 2007/08/14 (火) 08:48:12 - あああ
まず、ラットをしっかり保持します。(週齢の若いラットなら、背中の皮を縦にしっかりつかむとうまく固定できます。大き目のラットは、わきの下に親指と中指を入れて、中指と人差し指で左前足を、親指を頭の方へ引き上げることで首と右前足を固定します。その後薬指と小指で左後足を挟んで持ちます。、左手で持った場合です)
強く持ちすぎると、呼吸が止まりますのでご注意を(ラットの顔色が青くなったら、強く持ちすぎです)。

打つ場所は、横隔膜から下のおなかの部分の真ん中あたり。正中です。
斜めに針を入れてから差し込もうとすると、皮下に入ってしまってうまく行かないことがあるので、そのままポン!と刺します。
浅すぎると、脂肪の中に入ってしまうのか、麻酔などは効きにくいことがあります。割と深めにさして大丈夫です。

その状態で、一度シリンジの内筒を軽く引き、シリンジ内に血液や便様の黄色い液体など、他のものが何も入ってこないことを確認してから、注入します。

手早くやらないと、噛まれたりシリンジを尻尾で叩き落とされたりしますので、最初は誰かにラットを持ってもらった方がうまく行くと思いますよ。

腹腔内注射がうまくできません。 削除/引用
No.55-1 - 2007/08/13 (月) 14:28:21 - きりこ
ラット腹腔内注射の初心者です。

周りに教えてくれる人がいないもので書き込みました。

ラットに腹腔内注射をしたいのですが、以下の点について、ご教授いただけたら幸いです。

@針はどの辺りに刺すのですか?腹部正中線より右側?左側?また肋骨(横隔膜)からどこくらい下に?

A針は何センチほど挿入するのですか? 針は何Gがお勧めですか?


その他、コツやアドバイスがありましたら、どんなことでも結構です。是非お聞かせいただけたらと思います。

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