現実的なことを考慮した一つの意見として書かせてください。
polymeraseさんの増幅しようとしている遺伝子断片の長さはどれくらいでしょうか。
非常に長いものでなければ、PfxとHiFiとExTaqの忠実性の差を意識する必要はあまりないのではないかと思います。
さすがに、今時conventional Taqを使うのは避けるべきだとは思いますが。
どのポリメラーゼを用いてもエラーの確率はゼロではありませんから、複数のプラスミドクローンを単離してシークエンスを確認するのがふつうだと思います。
ふつうのタンパク質のCDSの長さ(高々3-5 kb程度?)であれば、上記のポリメラーゼのいずれを用いても、苦労せずにエラーのないクローンを選別することができると思います。
あるいは、10個程度のクローンを調べてもエラーを含むものは出てこないかもしれません。
(サイレントなエラーであれば無視してもいいか…というのも含めて)
一方、次のような状況では、少しでもエラーの少ないポリメラーゼを選択することが重要になると思います。
・特殊な配列(高度な二次構造をつくるなど)が原因でエラーが起きやすい部位がある。
・どうしてもシークエンシングを省略せざるを得ない事情がある。
・もともとの遺伝子の配列が未知であるためエラーの確認ができない。 |
|