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抗酸化剤(NAC他)による細胞保護効果 トピック削除
No.46-TOPIC - 2007/08/09 (木) 18:13:44 - TH
培養細胞における抗酸化剤の細胞保護効果について質問があります。具体的にはヒトneuroblastoma SH-SY5Y細胞にドーパミン酸化物による酸化的ストレスを付加する系で,種々の抗酸化剤を培地に添加し,保護効果をみています。細胞保護効果はLDH assayとウェスタンブロット(JNKリン酸化,caspase-3 cleavage)の両者で評価しております。
これまでSH-SY5Yを使った同様の文献報告に従い,N-acetyl cystein(NAC),GSH,ascorbic acid,ebselenなどの抗酸化剤を試してみました。濃度・インキュベーション時間とも色々と振って試してみましたが,どの抗酸化剤も高濃度では細胞が死んでしまって使えず,細胞毒性のない低濃度では明らかな保護効果を確認できませんでした。
抗酸化剤を用いた実験のご経験のある方で,何かアドバイスがありましたら宜しくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.46-3 - 2007/08/10 (金) 10:37:42 - TH
>細胞に処理しているのはドーパミンでしょうか?ドーパミン酸化物でしょうか?

私の系はよく論文にあるドーパミンやドーパミンメラニンを振り掛けるものではなく、メラニン合成の律速酵素(チロシナーゼ)をTet-onで発現させ、細胞内でドーパミンとその酸化物(キノン、メラニン)の産生を起こさせるという一寸変わったものです。

>MTTとか。MTTでは生きているっぽいのに、カスパーゼなどのタンパクレベルでは死に始めているという判断になることも多々かと思いますが、いかがでしょうか。

御意見有難うございます。御指摘のMTT法も試してみたいと思います。

(無題) 削除/引用
No.46-2 - 2007/08/10 (金) 05:02:22 - 通りすがり
細胞に処理しているのはドーパミンでしょうか?ドーパミン酸化物でしょうか?もし後者なら細胞保護効果が低いのもうなずけるのですが。前者を使用されているのでしたら細胞の生死判定を異なるマーカーで検討されてはいかがでしょうか。MTTとか。MTTでは生きているっぽいのに、カスパーゼなどのタンパクレベルでは死に始めているという判断になることも多々かと思いますが、いかがでしょうか。

抗酸化剤(NAC他)による細胞保護効果 削除/引用
No.46-1 - 2007/08/09 (木) 18:13:44 - TH
培養細胞における抗酸化剤の細胞保護効果について質問があります。具体的にはヒトneuroblastoma SH-SY5Y細胞にドーパミン酸化物による酸化的ストレスを付加する系で,種々の抗酸化剤を培地に添加し,保護効果をみています。細胞保護効果はLDH assayとウェスタンブロット(JNKリン酸化,caspase-3 cleavage)の両者で評価しております。
これまでSH-SY5Yを使った同様の文献報告に従い,N-acetyl cystein(NAC),GSH,ascorbic acid,ebselenなどの抗酸化剤を試してみました。濃度・インキュベーション時間とも色々と振って試してみましたが,どの抗酸化剤も高濃度では細胞が死んでしまって使えず,細胞毒性のない低濃度では明らかな保護効果を確認できませんでした。
抗酸化剤を用いた実験のご経験のある方で,何かアドバイスがありましたら宜しくお願い致します。

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