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培地組成 トピック削除
No.380-TOPIC - 2007/10/24 (水) 14:01:08 - mocco
組換え酵素の大量発現条件を模索しています。
プラスミドベクターはpET25b(+)、発現用宿主にはBL21(DE3)、誘導剤にはIPTGを用いています。
現在、培養にはLB培地を使用し、最適培養温度とIPTGの添加量は決定しています。
さらに効率よく組換え酵素を得るために培地組成を検討しようと思っているのですが、タンパク質発現において他にいい培地があれば御教授願います?(2×YT、TB以外)
 
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(無題) 削除/引用
No.380-4 - 2007/11/02 (金) 18:06:56 - A
Bio-fermentationで使われる組成を参考にされては如何ですか。
レアメタル、バッファー、グルコース、窒素源(硫安など)
いろいろな情報が得られると思います。

(無題) 削除/引用
No.380-3 - 2007/10/31 (水) 13:27:32 - ats
大腸菌の生育をよくするために、効果的なのは以下の方法があります。
Mg+を2mM程度添加:定常期での大腸菌密度が上がります。
tryptoneの代わりにfish peptoneを使う:これはアミノ酸組成の偏りが少ないそうです。ただし、魚臭いです。peptoneを多めにいれるのも勿論効果あり。
Yeast extractを多めにいれる:各種栄養分の追加。
5g/Lほど glycerol (glucose)を添加:carbon source。
10-20mM MOPS(pH7):培地の酸性化を防ぐ。
1mM NaHPO4を添加:至適化が必要。目的によっては不要。5mMだとやや悪くなったことがあります。(自作の培地もありますが別件の投稿前論文で使用中でなので興味のある方はメールをください。)
ただし、大腸菌の生育(菌体密度)と産生されるタンパク量は必ずしもパラレルではないので、ご注意ください。また、多分に企業の方がコストパフォーマンスまで考慮しているので上記は素人の経験と知識にすぎません(といいつつも論文に入れようとしていますが)。コストパフォーマンス的には無機合成培地ですね。

(無題) 削除/引用
No.380-2 - 2007/10/29 (月) 20:00:43 - ~
MMI broth、3xLB、Super broth、Super LB
プラスミド調整用といわれていますが、タンパク質発現用に使っても悪いものではないと思います。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5809/media.html

後は、名前のある培地を使うのではなく、
各成分についてマトリクスを組んで、どの濃度が一番いいのかを調べていく方がよりいいものが出来ると思います。

ただ、目的によっては、発現量が2倍に増える条件を探すよりも、
2回培養したほうが効率的な場合もあります。

培地組成 削除/引用
No.380-1 - 2007/10/24 (水) 14:01:08 - mocco
組換え酵素の大量発現条件を模索しています。
プラスミドベクターはpET25b(+)、発現用宿主にはBL21(DE3)、誘導剤にはIPTGを用いています。
現在、培養にはLB培地を使用し、最適培養温度とIPTGの添加量は決定しています。
さらに効率よく組換え酵素を得るために培地組成を検討しようと思っているのですが、タンパク質発現において他にいい培地があれば御教授願います?(2×YT、TB以外)

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