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上皮細胞の難しさ 削除/引用 No.362-4 - 2007/10/22 (月) 05:39:33 - sea 日頃癌を扱っていないので的外れかもしれませんが・・ 私もほかの方がおっしゃるように株化した細胞はすでに 一種の「ガン化」であり、たぶん増殖に関わるシグナルの処理などで かなりガン細胞に近くなってしまうと思います。 ところが、患者さんからのサンプルで非癌部と癌部を比較しようとすると、 癌部はかなりhomogeneousな組織でしょうが、非癌部はかなり heteroな集団になるのではないでしょうか？ 肝臓などならましかもしれませんが、それこそ大腸ならば上皮細胞以外の 細胞もかなり含まれてしまいますよね。 ガン細胞だけで多いものを見たいならそれでも結果は出ると思いますが、 純粋な意味でのnormal controlではないと思います。 上皮細胞は本来増殖しないので培養細胞化するために何らかの 遺伝子操作をしているわけなので、原理的に難しいです。 conditionally immortalized cell lineみたいなのがあれば それを使うのがbetterだと思います。 ＃それでも完全ではないと思いますが 骨肉腫や乳がんはよくわかりません。ごめんなさい。

(無題) 削除/引用 No.362-3 - 2007/10/21 (日) 18:03:12 - せいじょう 確かに正常を何にするかは悩むところですよね。 私もある臓器の正常細胞株と正常臓器を数遺伝子で比較したことがあります。私が見たものの発現はかなり発現量に差がありました。その数遺伝子ではどちらかというと癌に近い印象でした。 やはり株化しているので、正常のキャラクターは少しは保っているとは思いますが正常ではないかもですね。。。

(無題) 削除/引用 No.362-2 - 2007/10/21 (日) 16:16:00 - 通りすがり それぞれの臓器の非癌部を使えばいいと思います。 株化したものは既に正常じゃないと思うので。

正常細胞株 削除/引用 No.362-1 - 2007/10/21 (日) 10:50:54 - さいぼう ヒト大腸癌細胞、肝癌細胞、乳癌細胞、骨肉腫細胞での癌遺伝子産物の発現を 正常細胞由来の細胞株における発現と比較したいと思っています。 この目的に適した正常細胞株としてはどんなものが考えられるでしょうか。 ご教示いただければ幸いです。

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