>[Re:6] Bさんは書きました :
> > DTTはあっという間に失活するので用事調製にしているのですが、
> > どうしても保存される場合は一回使い切りの小分けにして、窒素ガスで
> > 酸素を置換してから-20℃で保管するのが確実です。
>
>
> -20Cで酸素と反応して失活するのであれば粉末の状態でも
> 一度蓋を置けると多分失活が始まるという事ですよね。
> その辺りはどうされてますか?
チューブに入った空気とDTT”水溶液”が反応することによる活性の損失を減らすのが目的です。
(例は変わりますが、室温でも-20℃でも、蛋白質を長期間保存しているとメチオニン酸化します)定量性を厳密に問う実験をしていたときに、これを怠って結果が随分と変わりました。
論文によるとpH7.5、20℃におけるDTT水溶液の半減期は10hです。私の実験目的には合わないので窒素置換しています。粉末では反応性が異なります。窒素置換せずともさほど反応性は変わりませんでしたが、それも小さいボトルを購入して回転をよくしていました。
通常の電気泳動に用いる程度であればさほど問題ないと思います。 |
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