うちのラボでもChIP行ってますが、固定後蛋白を効率よくIPできる抗体かどうかが一番のポイントではないでしょうか。勿論、蛋白・細胞種により固定時間やsonicationの条件など検討しないといけないポイントは多々あるのですが。DNAの断片化は500-1000bpくらいが中心となっていますか?抗体の量は少なすぎませんか?標的蛋白自体はマトモにIPされていますか?市販ChIPキットに添付されているポジコン抗体で上手くいっているなら、手技的な問題は少ないと言えるでしょう。
inhibitorの添加についてはよく分かりませんが、ホルムアルデヒドで固定しているのでプロテアソームは機能しないのでは?でも、プロテアーゼインヒビターは抽出bufferに入れるので、絶対無力化されているという自信はありません。 |
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