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        | EcoRIさん 
 >溶かすときは、体温で溶かすのはNGで、できればon iceがいいと思います。
 
 私は大腸菌のwhole lysateを得て発現確認する時に用事調整で早く溶かすために37度の恒温層にいれていますが問題になるかもしれないというですね?
 まあ私の場合ははシグナルの有無しか見ていませんからあまりきにして
 いませんが。
 
 Ureaさん
 
 >追加の質問なのですが、このUreaで溶出したHisタグタンパクを、
 >そのまま-80℃で保存することは可能ですか?それともふさわしい保存温度
 >がありましたらご教示お願いします。
 
 これはその後の目的によると思います。私のところではあるHis-tagを付けた
 リコンビナントタンパク質を8MUrea入りで大量に精製したものをWBでポジコンと
 して使っています。この場合、8MUreaが入ったままで凍結して-80℃で保存し、1年以上使っていますがシグナルの強度が変わった印象はありません。
 ただ、EcoRIさんがおっしゃっているように保存中でもカルバミル化が
 いくらかでも起る可能性がありますから出来るかぎり早く抜いてしまうに
 越したことはないと思います。
 
 それから念のためですがCBBで見る程度であれば煮沸してもそれほど問題に
 ならないと思いますが通常Ureaの入ってサンプルは煮沸しない方が安全です。
 特に私のようにWBの場合は煮沸でエピトープが変わってしまって抗体が
 認識できなることがありますので厳禁です。あとUreaが入っていると
 塩濃度の影響だと思いますがSDS-PAGEでの泳動距離が入っていないものと
 違うのがはっきりわかります。ですから何らかのコントロールとバンドの
 位置が同じなのか比べたい場合はコントロールにもUreaを入れて泳動する
 必要があります。
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