免疫屋さん
アドバイスありがとうございます。頂いたご質問に対し、以下に回答しました。
「1.付着しているのは本当にリンパ球でしょうか(マクロファージやファイブロなど)」
2日経っても細胞は球状で、Mφやfibroのような形はしていませんし、抗CD3抗体やPHA-Mに反応して幼若化・増殖していますので、リンパ球ではあると思います。もちろん一部混じってはいると思いますが、ごく一部かと思います。
2.遠心操作にて落ちなかった無刺激細胞は,ちゃんと生きていますか?
トリパンブルーで測定したところ、86-91%は正細胞でした。
本日、播種2日目ですが、Con A刺激のみ幼若化は見られませんでした。当たり実験なので、適当な論文を参考した濃度なので、今後濃度検討が必要ですが、不思議なのはCon A刺激の細胞はほぼ100%底面に強力に接着し、全くはがれないことです。細胞は球形ですが、採取時とほぼ同じ大きさでした。他の刺激を加えた細胞は半分以上は浮遊です。
プレートはBD Falconのマルチウェル™セルカルチャープレート(カタログ#:353047)を使用していますが、細胞の接着を強くする表面処理をしているとあったので、メーカーに問い合わせたところ、リンパ球が強くくっ付いたのは、表面処理の可能性があるとのことでした。
すみません、まとまりのない回答になってしまいました。 |
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