既知のものであればBLASTに放り込めばトランスポゾンが引っかかってくるはずですが。
手持ちの配列のなかから、direct repeatやinverted repeatをみつけるのには、Harplot (dot blot)という手法がよく使われます。ご存じかもしれません。
マトリックスの縦軸、横軸に比較したい二者の塩基配列をならべて、指定されたwindow枠(例えば10 nt)ごとに総当たりをして、指定された以上の塩基数(例えば8 nt)が一致したところにドットを打っていきます。
問題の配列を、縦軸と横軸の両方にいれてこれを行うと、当然、塩基の並び順にに沿って全長が一致しますから、対角線状にドットが並びます。しかし、direct repeatが含まれていれば、それとは別に、それと平行なドットの並びが現れます (例えば縦軸の100-200 ntと横軸の800-900 ntが一致のように)。
inverted repeatを見つける場合は、一方の軸にそのままの配列、他方に逆向き相補配列を入れます。inverted repeat同士は、一方を逆向き相補配列にすると一致するので、線上のドットの並びが現れます。
Harpoltの機能は、Genetyxなどの市販のパッケージには含まれています。
探せばフリーウェアもいろいろあると思いますが、主要なOSすべてに対応している物で一つだけ紹介しておきます。
http://pbil.univ-lyon1.fr/software/seaview.html |
|