答えにくいなあ、、とずっと思っていたのですが。
> 1.特異的な抗体がなくても論文などで認めてもらえるものでしょうか.
間接的ですが、変異体で燐酸かが検出されなくて、
WTで燐酸かが検出されれば、先ずは大丈夫でしょう。
若干不安はありますが、、、、
ダメ押しとしてアミノ酸をEやDにかえて、
燐酸かされたたんぱく質の性質を持たせる事
まで出来ればよりよいと思います。
ただ、ほかの部位もそのほかのキナーゼなどの
ターゲットになっていて燐酸かされるなら、
その抗体ではうまく証明できませんよね。
phospho-threonin抗体であまりいい抗体がないと聞いたことが
ありますのでその辺も心配材料です。
> 2.必要がなければアイソトープの実験はしなくてよいものでしょうか.
アイソトープとおっしゃいますが、どんな実験を
お考えなのでしょうか、、、、
確かに32Pを使えば、そのタンパクを消化して、
どのペプチドが燐酸かされていて、セリンなのか
スレオニンなのか、タイロシンなのかまで絞れますが、、、
ただ、そこまでキッちりやっている論文はすくない
ですね。代わりにマスを使うと言う手も取りやすく
なっていると思います。
それか、in vitroで燐酸かの実験をすることを考えている
のであれば、phospho-Ser/Thr抗体でもいいわけですよね
(機能すれば)。
> 3.ぜんぜん違う質問ですが,あるアミノ酸が異なる複数のキナーゼによってリン酸化されることはありますでしょうか.
あったと思うのですが、具体的なものを思い出せません。
RBは細胞周期に応じて燐酸かされ、その燐酸かを触媒する
一つのキナーゼがcdk2である事がわかってます。しかし、
cdk2インヒビター存在下で細胞増殖する細胞が見つかり、
その場合はRBがMAPKカスケードによって燐酸かされることが
見いだされたという報告があります。
多分同じ場所がと思うのですが、、、、そのへんは自身が
ありません。 |
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