いつも勉強させていただいております。
現在プラスミドの組み換えを行っています。
double digestion を行っているにもかかわらず、インサートの向きが逆になってしまい、どうしてこのような現象が起こるのか、ご教授を賜りたく投稿いたしました。
方法としては、
《インサート側》
@プラスミドを鋳型にPCR(予め制限酵素サイトHindV/XhoTのついたプライマーを用いて。product size 3.8kb,KOD plus使用)
A制限酵素処理 (約3μg を40Uで2hr)
B泳動→切り出し(UVには当ててません)
Cフェノクロ・エタ沈精製
→ライゲーションへ
《ベクター側》
@制限酵素処理 (3.5kb 3μgを20UでO/N処理)(HindV/XhoT)
A(エタ沈後)CIP処理→75℃で不活化30min
B泳動→切り出し(UVには当ててません)
Cフェノクロ・エタ沈精製
→ライゲーションへ
ライゲーションはvector:insert 1:1ぐらいで行いました。(TAKARA ligation Kit使用)
13個のコロニーを拾い、2個(+)でした。
シークエンスの結果が、見事に“真逆”なのです。(2個ともです。)
vector側のHindVとinsert側のXhoT
vector側のXhoTとinsert側のHindV
がきれいにつながっています・・・。
(しかし、この状態にもかかわらず、何故かHindVでcutできます)
どういうことなのか、理解ができません。
他の遺伝子もHindV/XhoTの組合せで行うと、逆向きに入ってしまいました。
どなたか、このような現象の原因と改善点をお教えいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。 |
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