4-MUの濃度が高すぎるのかもしれません。
mMレベルではなく、μMレベルにまで落として一度測定されてはいかがでしょうか。
有機蛍光化合物には全般的に言えることですが、
蛍光物質の濃度が高すぎた場合、
溶液中で非蛍光性の会合体になるなどして
蛍光が増すどころか逆に消光してしまう可能性があります。
これを「濃度消光」と言います。自己消光の一種ですが、自己消光と言えば概してこれを指すので、同一として扱われることも多い様です。
蛍光分析の分野では常識、と言えるほど一般的ですし、逆に濃度消光を利用したアッセイ法も数多く存在しています。
4-MUの自己消光が起こる濃度は存じませんが、蛍光物質によっては100mMでも消光しますので、ひょっとしたら、と思いコメントさせて頂きました。 |
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