ある宿主(この宿主で発現したタンパク質には糖鎖が付くということは既にわかっています。)で発現した抗体の糖鎖を解析する予定で,
発現した抗体を塩析→Protein Aカラムで精製したサンプルをTCAで濃縮後、
@SDS-PAGE→CBB染色
ASDS-PAGE→PDVF膜に転写→抗IgG(H+L)-HRPでWB
BSDS-PAGE→PVDF膜に転写→ConA-FITCでレクチンブロット
を行いました。
@ABの実験はまだ精製をする必要があるかどうか確認するために行いました。
CBB染色では抗体のバンド以外にもバンドがありました。
WBでは約55kDaと28kDaの位置にメインバンドを検出しました。これらはH鎖とL鎖だと思っています。
レクチンブロットではこの約55kDaの位置にバンドが検出されると予想していたのですが,実際は約40kDaの位置でのみバンドが検出されました。
WBでのバンドをよく見ると、約40kDaの位置にもうっすらバンドが見えます。
この抗体のH鎖には糖鎖がついていないということなのでしょうか。
また、糖鎖がついているかどうかを確認する方法として、Glycopeptidaseを用いる方法以外になにかありますでしょうか。
よろしくお願いします。 |
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