ウェット(タンク式)の転写装置しか扱っていないので参考に
ならないかもしれませんが、普段は以下の手順で行っています。
@ゲル板の上で、スペーサーとゲルの間をコテで切っておく。
ATransfer buffer入りバットにメンブレンを沈めておく。
このときbufferはジャボジャボいうくらいの量加えておく。
Bバットの上でゲル板の天地を逆(ゲルを地面側)にした後、
ゲルの隅のほうをコテではがす(空気を入れる)。
ゲルは自重で勝手に剥がれるのでバットで受ける。
Cメンブレンとゲルの間に気泡が入っていないことを確認し、
メンブレンごとろ紙の上に移動する。
Dゲルにろ紙を重ね、ローラーで余分なbufferを除く。
この方法を教えてくださった助教さん曰く、
「どんなに破れ易いゲルでもこれなら大丈夫」
とのことでした。 |
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