免疫沈降さん=GSTさんでしょうか?
そうと仮定して
>[Re:10] 免疫沈降さんは書きました :
> 高濃度の塩で溶出するというのはやったことが無いのですが、少なくとも細胞抽出液中ではAとBの結合は0.5Mの塩にも耐性でした。
> GSTとグルタチオンの結合はどの程度の塩に耐えるものなのでしょうか?
例えば1-1.5MのNaClで溶出しないタンパク質でも1-1.5MのMgCl2で溶出で来たりします。
(不勉強で正確では有りませんが)逆もあるんじゃないかな?
これより高い濃度はGSTとビーズの結合がさらに外れてしまいそうです。
(実際の経験として1Mより1.5MのNaClの方がGSTがビーズから外れてしまいました)
私の場合、1M程度のNaCl,MgCl2で目的のタンパク質が完全に溶出され、
一方で5%程度のGST-Xが溶出されてしまいました。
これが質問者様に取って多いのか少ないのかはわかりません。
>
> あとこれは単純な疑問なのですが、高濃度の塩はゲルを流す時に影響はしないものですか?
そのまま流せば泳動が乱れるでしょう。
ただ溶出後にTCA沈殿ーアセトン(又はエタノール等)でwashすれば塩は除けます。
この過程で濃縮も出来ますし。
今思ったのですが、もし結合領域まで既にわかっているのであれば
ペプチド合成して競合させるとか。
まぁクロスリンクに比べると利点が少なそうですが。 |
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