試薬が直接生理食塩水に溶けるなら問題ない(というか、その方が良い)ですが、コーンオイルを生理食塩水に置き換える=25%エタノールin生理食塩水ということだと、刺激性などの問題が生じる可能性があります。エタノールに溶解した物質を生理食塩水で希釈して投与する場合、エタノール1%以上の濃度にした経験がないので、実際のところはなんともいえませんが。皮膚刺激性などでもエタノールin油とエタノールin水とでは同じ濃度でも刺激性が異なりますから、コーンオイルでOKだからといって生理食塩水でOKとは限らないと思います。
そもそもコーンオイルを使用するのは、非水溶性の物質を溶かす溶媒として使用実績が多い(毒性などの問題が少ない)からです。
あまり一般的でない溶媒を用いると、溶媒の影響のチェックが厄介だったりしますから、多少時間がかかるなどの難点があっても、なんとか投与できるなら頑張って投与してしまう方が簡単かもしれません。 |
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