多重比較検定の方法に関してですが、
1.a,b,c,d,eすべての組み合わせに関して比較したい
2.a,b,c,d,eがコントロール(ネガコン)と比較して増加もしくは減少しているかを検定したい
のどちらかで検定法が違ってきます。
1.に関してはTukey法(サンプル数が等しくない場合はTukey-Kramer法)、2.の場合はDunnett法を用います。
これに対応するノンパラ検定としては
Dunnett法→Steel法
Tukey法→Steel-Dwass法
となるようです。
Bonferroni法はどちらの場合にも適応可能ですが、比較する組み合わせが多くなると有意差が非常に出にくくなるので、特に1.の場合はお勧めしません。
パラ、ノンパラに関してですが、N=3で二項検定をやってもらえれば分かると思うのですが、Nが小さいとノンパラではまず有意差は出ません。
ですので、通常はパラメトリック検定(およびその基礎となっているt検定)の頑健性(たとえ正規分布でないとしても誤って有意であると判定することはほとんどない)を頼りにして、パラメトリックで行うことが多いと思います。
しばらく前に、同じようなトピが二件たっているのでそちらも参考にしてください。 |
|