安定発現株をクローニングしてくるときに、
選択薬剤でセレクションし、コロニーをとってくる、
もしくは、コロニーをとらずポリクローナルな
安定発現細胞ラインとして実験に供することが
あると思います。
その際、CMVやSV40プロモータをもった
哺乳類細胞発現ベクターをトランスフェクションします。
論文を読んでいると、ピペラシリンで細胞を選択した
とありました。発現ベクターの種類は書いていませんでした。
これは、大腸菌でそのベクターをいろいろいじくるときに
つかっているAmp耐性遺伝子が、細胞内でも発現しているだろうから
つかえるという解釈でしょうか?
また、つかえるとしたら、カナマイシン耐性遺伝子をもっている
発現ベクターも、安定発現株を樹立する際、なにかの薬剤で
選択することはできるのでしょうか?
どうぞご教示ください。 |
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