皆様
丁寧なご回答本当にありがとうございます。
論旨についての確認とのことですが、
お聞きしたかったことは、当初
既知の抗原に対する抗体の存在を知る方法ということでした。
存在の有無だけ知りたいなら、PAGE−WBでもよいとのことですよね。
その後、派生といたしまして、抗体があることがわかったのち、
Humanの抗体の論文で目にするELISAでのODでの比較は
1枚のプレートのみで可能なのか(というのも、Standardが確立してないと思うので)、
それとも、複数枚の比較が可能なのかということが疑問でした。
たとえば、
リウマチやCrohn病での自己抗体などの論文等で、
自己抗体の存在がわかったのち、
病勢に応じた力価の違いや、時系列での検体の評価などを行う場合、
検体を集めた後、一枚のプレートで一気にやっているのか、
複数プレートで行うならどういう計算で補正をかけているのか
ということでしょうか。
ご指摘していただきましたように、
positive controlを見つけて、毎プレートにつかって、
補正をかけた表記(AU)であれば可能であり、
そのためには、陽性患者血清がたくさん必要ということなのですね。
ODで表記している論文等も見られますが、
その場合、補正として、
Interassayをしているのではないかと思っているのですが、
それがよくわからないところです。 |
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