CaPさん,ありがとうございます。
> RSVも決して弱いプロモータではありませんが、使用する細胞の種類によっては結構差が出たりします(CMVも同様)。その「強いはず」のRSVプロモータ(なんですよね?しつこいようですがSV40プロモータ・エンハンサーpSVbeta-galではないんですよね?)で活性が出ないというのは納得できません。ルシフェラーゼのレポーターは「まずまずの値」だと仰ってますが、これはバックグラウンドより十分に高いものですか? トランスフェクションの効率についてはどうお考えですか?
確認ですが,β-ガラクトシダーゼ発現ベクターはRSV β-galです。
あと,具体的に言えば,HepG2細胞でリポフェクタミン2000を用いてトランスフェクションしています。ルシフェラーゼアッセイの時の値はバックグラウンドよりも十分高い値になっています。トランスフェクション効率も悪いようには思われません。
今回は実験系の都合がありinternal contorlはβ-ガラクトシダーゼを使っていますが,以前に同じHepG2でホタルルシフェラーゼをレポーターに,レニラルシフェラーゼをinternal controlとしてアッセイしていた(リポフェクタミン2000を用いて)ことがあるのですが,このときも当初pRL-tkをinternal controlとして用いていたのですが,やはりレニラルシフェラーゼの値が低かったときがあり,その時はpRL-SV40に変えたということもありました。
ですので,前の経験から則すと,やはりCaPさんの仰るとおり量を増やすだけではいけないのではないかと思っています。ですので,現時点ではCaPさんの御意見などからも併せて,
・pSV-β-galactosidase control vectorに変える
・RSV β-galactosidase vectorのままでキットを変える
ことを考えています。
> 自分なら徹底的にコンストラクトを確認した上で、正しければCMV等他のプロモータを使うか、ルミノメータで測定できるキットに変更すると思います。もしトランスフェクション効率の問題なら、違う方法を試すか、ウイルスベクター等の導入も考えられるでしょう。
この場合の「徹底的にコンストラクトを確認」というのはプラスミドのクオリティ(例えば切断されてしまっていないとか)を指すのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いいたします。 |
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