ゲルはBisTris and 6-aminohexanoic acidで良いです。
これは結果論です。
おおさんが示されたように
Schagger et al, 1994, anal biochem. 217, 220-230
Schagger and von Jagow, 1991, Anal. Biochem, 199, 223-31
Schagger and von Jagow, 1987, Anal. Biochem. 166, 368-79
では、ゲルも泳動バッファーも、BisTris系です。
ですが、
Wittig, Karas and Schagger, 2007, Mol. Cell. Proteomics 6, 1215-25
(これはよくまとまっている論文だと思います)
では、バッファーはイミダゾールとTricineになります。
ゲルはref.が貼ってあって、
Wittig, Braun and Schagger, 2006, Nat. Protocol, 1, 416-28
に書いてあるそうですが、購入も認められず、著者にもらおうと連絡を取りましたが、結局入手できずじまいです。
なので、実はBisTris系かは、わからなかったのです。
しかし、ためしに、昔のSchagger先生らの論文にあるゲル組成で実験してみるとうまくいったので、そのままそれを継続している始末です。
ちなみに、invitrogen Native ゲルでも、イミダゾール Tricine系泳動バッファーでうまくいきます。というか、最近は、バッファーは自前で作り、ゲルだけ購入しています。 |
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