血清だけでもいいかもしれませんが、どこかで精製Aが必要でしょう。
精製するためには、ELISAかELISA+Westernに使えるAの抗体が必要です。
血清中のAが10ug/mlと言うことは、1L中に10mgあると言うことですよね。
標準的な精製方法で手の届く量です。最終的な収率を10%と見積もると(かなり楽観的な数字ですが)1mgとれると言うことになります。
抗体でAを定量できる条件を見つけるとして、
1)硫安分画でAの回収されるところを探す。
2)一応、ゲルろ過を試してみる。
3)普通のイオン交換クロマトを考える。
4)糖鎖付加が分かっているなら、レクチンカラムを考える。
のが、まあ、普通かなと思いますが、ゲル担体を全部購入するのなら、15万円くらいはかかるかもしれません。
だから、買うのも一つの方法かなと思いますが、買ったAがfunctionalかどうかは、「大問題」ですよね。 |
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