アデノ随伴ウイルス(AAV)の調整についてお伺いしたいと思います。
現在、AAV-EGFPを調整してHEK293細胞やマウス神経細胞に感染させていますがEGFPの蛍光が全く観察されません。
プロトコールとしては、
1. pAAV-EGFP, pAAV-RC, pHelper plasmidsをHEK293細胞(10cm plate)に各10 microgram、リン酸カルシウム法にてトランスフェクション。
2. 72時間後、細胞と培養液を回収し、Ethanol bath(-70℃)と37℃インキュベータで凍結・融解を4回行う。
3. 遠心後、上清を回収。
4. 回収したprimary viral stockを1/10,1/50,1/100に希釈し、HEK293細胞あるいはマウス神経細胞のwellにアプライ。
5. 48時間後EGFPの蛍光を観察。
AAV vectorやHEK293細胞はstratagene社から購入したためstratagene社のプロトコールに従っています。
qRT-PCR法でgenomic titerを測定すると10^11/mlです。
皆様何かお気づきの点やsuggestion、high titerのウイルスを調整する
コツなど何でも良いのでコメントを頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。 |
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