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sodium orthovanadate(Na3VO4)について トピック削除
No.2510-TOPIC - 2008/12/16 (火) 20:55:07 - リンリン
いつもお世話になってます。リン酸化の検出を先日から初めて始めています。脱リン酸化阻害剤のNa3VO4について質問です。

Na3VO4を100mMにし、塩酸でPHを7位にすると溶液がオレンジ色になりました。過去ログを見ると加熱すると無色透明になるとあったため、オートクレーブしました。しかし、溶液は黄色になり無色透明になりませんでした。

可溶化溶液には1/100で入れるので、問題ないでしょうか?
 
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(無題) 削除/引用
No.2510-13 - 2008/12/23 (火) 09:29:57 - 二等兵
実験条件にもよりますが、多くの場合は効果あるでしょう。バナジン酸は培地に入れただけでリン酸化タンパク質の量ががーんと増えますよ。実験のポジコンに使ったりするくらい。

(無題) 削除/引用
No.2510-12 - 2008/12/21 (日) 17:40:04 - リンリン
T様をはじめ皆様の記載に感謝しております。

根本的な質問になってしまいますが、Na3VO4の有無でチロシンのリン酸化にはっきりとした差って出るものなのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.2510-11 - 2008/12/21 (日) 13:22:56 - T
もう一つご参考。Sigma の添付シートです。オリジナルの出典は同じですが。
http://www.sigmaaldrich.com/sigma/product%20information%20sheet/s6508pis.pdf

少なくとも私は pH7 に調製するというプロトコールを見たことがないので、そちらの出典を知りたいところです。

(無題) 削除/引用
No.2510-10 - 2008/12/21 (日) 12:03:12 - リンリン
皆様、ご返信ありがとうございます。また、レスが遅れ申し訳ありません。
投稿後皆様の記載を参考に調整しましたが、
PHを7にしても溶液は無色透明にはなりませんでした。

T様の投稿から、PHは10でも溶液に活性は
あると判断しても良いのでしょうか?

追加で駄文ですが・・ 削除/引用
No.2510-9 - 2008/12/21 (日) 01:00:17 - えー
 リンリンさんはpHをどうしたのか?その結果はどうだったのか?
参考までにコメントいただけると助かります。

 また他の方でもオルトバナジン酸の加熱処理を普段どのpHで行っているのかコメントいただければ幸いです。

(無題) 削除/引用
No.2510-8 - 2008/12/21 (日) 00:56:24 - えー
> pH10 に調製するのが標準と思ってました。

T様 返信が送れて申し訳ありません。論文を教えていただきありがとうございました。

 あわせるpHには流儀があるのでしょうか?これから論文を入手して読んでみたいと思います。

 DTTは不活化させるのでとの注意書きがありますが、
これはDTTに限ったことなのでしょうか?
還元剤全般という意味で理解した方がbetterなのでしょうか?
(論文に書いてあったら申し訳ありません。これから入手しますので・・)

 リン酸化タンパク質に限らず、細胞からタンパク質を抽出する際には、
心情的に還元剤を加えたくなってしまうので・・・
メルカプエタノールならOKかもなんて希望的観測も
あったりなかったり・・・
 ウェスタンするだけならS-SとかCysの数とか無視して、
特に還元剤を入れることを省いても問題ないと考えてもいいのでしょうか?

 質問ばっかりになってしまいで申し訳ありません。
 論文情報を教えていただきありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.2510-7 - 2008/12/18 (木) 01:12:43 - T
ご参考
http://www.drugdiscoveryconcepts.com/techpublications/tech1/mcproto444

pH10 に調製するのが標準と思ってました。

(無題) 削除/引用
No.2510-6 - 2008/12/17 (水) 23:02:35 - えー
>[Re:4] おいこらさんは書きました :
> 色が付いている状態というのはバナジン酸が重合してしまっている状態で十分に作用を発揮できない、、と聞きます。

 おいこら様、コメントありがとうございます。そうなんですよねー、処理しないと作用できないようなことは聞くんですよね。


> この作製法はチロシンホスファターゼ大御所のlabの方が実際にやられてる方法です。

 大御所Labの方なら、加熱処理の重要性(エビデンス)を把握されているんでしょうね。どこにあるんだ論文ちゃーん・・・・・出ておいで

 引き続き、実際に確認された方や、論文をご存じの方がコメントして頂けるのを待ってみたいと思います。

(無題) 削除/引用
No.2510-4 - 2008/12/16 (火) 23:31:15 - おいこら
色が付いている状態というのはバナジン酸が重合してしまっている状態で十分に作用を発揮できない、、と聞きます。

ですので、加熱してほぐすのだと理解しております。
あえて疑問に思うほどでもないと思いますよ。

便乗質問ですが 削除/引用
No.2510-3 - 2008/12/16 (火) 23:10:26 - えー
 オルトバナジン酸の加熱処理は本当に効果があるのかどうか?

 私自身は、おまじない程度の感覚で加熱処理をしています。
フッ化ナトリウム等も入れており、オルトバナジン酸単独での使用は経験がなく実際の加熱処理効果は確認したことがありません。

 実際に加熱処理の効果を確認された方、加熱処理の効果を報告している論文をご存じの方がおられますれば、コメントいただけないでしょうか。
 よろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.2510-2 - 2008/12/16 (火) 22:19:29 - おいこら
加熱して色が変わらないとありますが、もう一度pHを測定してみてください。

きっとpHは7からずれてるはず。

ここで、もう一度、HClもしくはNaOHを用いてpH 7に戻すんです。

それでもう一度、加熱。オートクレーブはしてなくて、100℃ 10 minくらい加熱してます。

その後、液の色は淡黄になるでしょう。

そしたらまたpH を7に戻して、また加熱を繰り返すんです。

これによりpH 7で透明なバナジン酸が出来上がればOKです。

この作製法はチロシンホスファターゼ大御所のlabの方が実際にやられてる方法です。

僕もそうでしたが、その方々曰く、3回くらいpH測定と加熱を繰り返すようです。

sodium orthovanadate(Na3VO4)について 削除/引用
No.2510-1 - 2008/12/16 (火) 20:55:07 - リンリン
いつもお世話になってます。リン酸化の検出を先日から初めて始めています。脱リン酸化阻害剤のNa3VO4について質問です。

Na3VO4を100mMにし、塩酸でPHを7位にすると溶液がオレンジ色になりました。過去ログを見ると加熱すると無色透明になるとあったため、オートクレーブしました。しかし、溶液は黄色になり無色透明になりませんでした。

可溶化溶液には1/100で入れるので、問題ないでしょうか?

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