とっさに論文が出てきませんが,K48やK63のみを残して残りのKを変えることは常法としてよく行われていますので,そういうプラスミドを持っている研究室に当たってみても良いかもしれません.
仮にK63のみ残存およびK48のみ残存のユビキチンしか入手できなくとも,ユビキチン鎖の特徴(K63かK48か)がわかりますし,この二つだけで多くの場合ユビキチンの鎖状化を抑制できますのである程度目的の実験を遂行することが可能と思います.
例えば
「K48(のみ残存)ユビキチンを使った場合タンパクBはポリユビキチン化(鎖状化)されるが,K63(のみ残存)ユビキチン使用の場合はポリユビキチン化されない.タンパクAとの結合はK48ポリユビキチン鎖の場合にのみ生じる」といった感じでしょうか.
もちろん,これらのK48あるいはK63にmutationを入れれば完全に鎖状形成しないユビキチンとなりますので,そういう形も可能と思います.
不十分な情報で恐縮ですが.
> >免疫屋さん
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> 『鎖状形成を抑制するmutationを入れたユビキチンを利用し』
> これを使用している論文をご存知でしたら教えていただけませんでしょうか。
>
> 宜しくお願いいたします。 |
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