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濾紙上のプラスミド トピック削除
No.2473-TOPIC - 2008/12/10 (水) 01:33:24 - おお
濾紙にプラスミドをかけ、乾燥して郵送するというのが
まあまあ行われていると思います。

でも、あまりよくないので(多分リカバーしなかったり)
チューブに分注した溶液を送ってくれという話もよく
聞きます。

そういう状態であまり受け取ったことがないせいか、
起こりうるトラブルと原因が今一ピンと来ないのですが
ご経験や原因解明などされた方など、ご意見を伺いたいと
思います。

ちなみに
これってホントは税関にだたしい報告をしてないと言う事
ですよね。
 
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(無題) 削除/引用
No.2473-13 - 2008/12/22 (月) 18:03:44 - 物流
おおさんの質問に気がつかなくてすみません。これが上に来たので気がつきました。

アルミホイルは、本来は、濾紙をくるんでオートクレーブするとそのままスポットして袋に詰めて送れるので、簡単なので使っただけです。
X線スキャンに対しても多少は効果あるのかなとは思いましたが、気休めなのかもしれません。
少なくとも、生えなかったことはないです。向こうで起こして増やして使ってもらってます。
税関や空港の検査で怪しまれたこともありません、というか、怪しんだのかもしれませんが、問題なく普通に到着しています。
また、USから送ってもらったときもアルミホイルに濾紙がくるまって来たことがありました。

税関への申告は、品名として、DNA sampleと書いておけば問題ないですよ。
9.11直後や炭疽菌騒ぎのUSにも送ったことがありましたが、普通につきました。
DNAに関しては規制はほとんど無いはずです。

(無題) 削除/引用
No.2473-12 - 2008/12/21 (日) 17:10:10 - おお
>[Re:11] APさんは書きました :

>
> X線が原因の可能性はありますが、ニック程度では形質転換には大して影響ないはずなんですが。

乾燥させた方がX線によるH2Oのイオン化が避けれる(といっても完全に
H2Oがないという状況ではないでしょうけど)と考えれば、チュウブより
安心かもしれません。

>乾燥状態でもぐだぐだに二重鎖切断が起こるほどのdoseなんでしょうかねえ。

どうでしょうか、、、そんなに強かったら、、焦臭いにおいが
スキャナーの周りでしているのではないかと、、、、、
あれって放射線技師の資格いるんですかね。スキャンしている人
や周りの人もプロテクターしているわけでもなさそうですし、
なんか中は単なる空洞だし、ビンビンx線外に出てるかも
と思うと怖いです。あの黒い短冊状のものはx線ブロック
するため何でしょうか、、、、

> アルミフォイルで包んで送るというのは良さそうですが、X線透視でチェックしているとしたら、かえって怪しまれるかも。

私もそう思ったのですが、、、


>
> >おおさん
> >これってホントは税関にだたしい報告をしてないと言う事ですよね。
>
> 通常郵便(国際郵便を含む)でDNAを送るのに何か申告が必要でしたでしょうか。どなたか、詳しい方、情報お願いします。

なるほど、必要ないかもしれないのですね。
逆に何が入っているか分からない状態を避けるために
申告しておくというのが、トラブルの原因にならない
のかも、、、、

もう少し情報がと思いましたので、おそレスですが、
上ゲということで、、、

(無題) 削除/引用
No.2473-11 - 2008/12/17 (水) 18:27:14 - AP
>濾紙上のプラスミドを使う場合、一般的には何(水orTE)をどれ位加えて溶出したらいいのでしょうか?

少量の適当量(上澄みがとれる程度)で良いです。濃い方がたくさんコロニーが出るでしょうが、ligation productではなく完成したプラスミドですから、一個でもコロニーが出ればそれで良く、濃度が薄くてもそれなりにコロニーが出ればいいわけで、あんまり悩むところではないです。

>TSさん
>その人曰く、おそらくプラスミドが入っていた封筒がX線スキャンを何度かかけられて、ニックが入ったのでは、と言ってました。
>物流さん
>このスレの本来の質問ですが、アルミホイルに濾紙をくるんでおくれば、問題はほとんど起きないはずです。

X線が原因の可能性はありますが、ニック程度では形質転換には大して影響ないはずなんですが。乾燥状態でもぐだぐだに二重鎖切断が起こるほどのdoseなんでしょうかねえ。それだと、チューブで送っても安全ではないということですね。
アルミフォイルで包んで送るというのは良さそうですが、X線透視でチェックしているとしたら、かえって怪しまれるかも。

>おおさん
>これってホントは税関にだたしい報告をしてないと言う事ですよね。

通常郵便(国際郵便を含む)でDNAを送るのに何か申告が必要でしたでしょうか。どなたか、詳しい方、情報お願いします。

郵便法上は生きた生物、感染性生物、腐敗性のもの、危険物を送るのは制限がありますが、郵送禁止品でDNAが抵触しそうな項目は見つかりません(アルコールは禁止されているのでエタノール沈殿の状態で送るのはまずそう)。
カルタヘナ条約では生きた生物の輸送の制限だけのはずですし。

あとは防疫上の制限ですが、プラスミドDNAに関してはなにもなかったと思います(現在でも、血清や抗体は由来生物が防疫対象にかからないことを申告する必要があると思います)。

宛先国の法令によるところもあるでしょうけれど。
今はどうなっているか知りませんが、炭疽菌テロが問題になったころ、アメリカから細菌毒素の遺伝子(ジフテリトキシンやテタヌストキシン)を含むプラスミドコンストラクトを送ってもらおうとしたら、現在禁止されているので送れないと断られたことがありました。

(無題) 削除/引用
No.2473-10 - 2008/12/17 (水) 13:24:08 - つん
濾紙上のプラスミドを使う場合、一般的には何(水orTE)をどれ位加えて溶出したらいいのでしょうか?
濾紙のサイズは5-6mm角くらいです。
プラスミドの量は不明です。

(無題) 削除/引用
No.2473-9 - 2008/12/12 (金) 02:35:07 - おお
>[Re:8] 物流さんは書きました :

>
> このスレの本来の質問ですが、アルミホイルに濾紙をくるんでおくれば、問題はほとんど起きないはずです。FedExだとどうか知りませんけど。

問題というのは、どの点での問題をお考えでしょうか?
税関で止められる、あるいは取り除かれるということか
X線から守れるということか、、、
コンタミなどを考えるならアルミでなくてもいいですよね。

(無題) 削除/引用
No.2473-8 - 2008/12/11 (木) 23:23:24 - 物流
FedExは日本から高いし面倒なので使ったことありません。EMSの方がずっと良くないですか?一度もトラブったことありません。ドライアイスで送ったことはないですが。USでは普通にFedExで送ってたので、日本に戻ってきて、思ったのは、日本では国内物流業界を守るためにいろんな仕組みができてるんだろうなということでした。FedExのせいではないとは思います。ただあえてそれに逆らって高いお金と時間をかける気はしないので。

このスレの本来の質問ですが、アルミホイルに濾紙をくるんでおくれば、問題はほとんど起きないはずです。FedExだとどうか知りませんけど。

物流は難しいです 削除/引用
No.2473-7 - 2008/12/11 (木) 10:37:47 - ~
アメリカで炭素菌問題が起きたときに、郵便物がX線スキャンされてサンプルに問題が生じたというのは、私の周りでも話題になっていました。
ろ紙の種類などが話題になったのを聞いたことが無いので、手技の問題よりも、物流時の問題が多いのではないかと考えています。
TSさんもアメリカがらみでのトラブルですよね。

税関とのトラブルは、やり取りするお互いのラボが物流や通関の素人であるために、仕方ない部分もあるかと思います。

以下はトピックスでまとまっていませんが、税関つながりということで参考までに:

FEDEXに相談しても、どの書類があれば通るとは言ってくれません。
とりあえず書き方を聞いて作った書類をつけて送って、税関に差し止められてから、求められた書類を再度作るという場合もあります。
室温保存でも何とかなるプラスミドであれば、大きな問題にはなりませんが、
細胞や測定用のサンプルであれば、ドライアイスが溶けたら使い物になりません。
(Dry shipperを使って対応しましたが、送り返してもらわないといけません)

いつも送っているサンプルに、いつもと同じ説明書をつけて、同じアメリカの共同研究先に送っているのに、なぜか差し止めを喰らう時があります。
ほとんど内容の変わらない説明書を出しなおしたら通ったので、担当者の気分位しか問題点が思いつきません。

国によっては、DNAはすんなり通るけれども、RNAは難しいといわれた時もありました。
(RNAサンプルを送る時にどのように対処したとは書けませんが)

ガラスキャピラリーを輸入すると、高い関税がかかるために、
両端を封してもらって”空気のサンプル”を輸入した先生も居ました。

カラムを輸送するのに横に倒されると困るので、直接人が手荷物で飛行機に持ち込んだこともありました。液体を含んでいますので、今では出来ないかもしれません。

1つ聞いたことがあるのは 削除/引用
No.2473-6 - 2008/12/11 (木) 01:36:54 - TS
2年ほど前ですが、中東からアメリカにプラスミドを送ってもらった知人が、濾紙からリカバリーするのに非常に苦労したそうです。(結果的には、どうにかリカバリーできたそうですが、市販のXL-10Gold(stratagene)をがんばって使って、やっとコロニーが数個出ただけだったとか。)
その人曰く、おそらくプラスミドが入っていた封筒がX線スキャンを何度かかけられて、ニックが入ったのでは、と言ってました。
真偽のほどはわかりませんが、その人の手技は非常に熟練しており、疑う部分はありません。送付相手のやり方が悪かった可能性もありますが、時期的に郵送物が神経質に取り扱われたルートなので、可能性はあるかな、と思ったりしました。
参考程度に考えてください。

(無題) 削除/引用
No.2473-5 - 2008/12/11 (木) 00:53:42 - おお
そんなにおかしいことが起こるはずがないのに
受け取った人でプラスミドをリカバーできなかった
ひとがいると言う感じですね。
やはり送る側が濃度とかあるいは単純なミスを
している事があると言う事でしょうか、、、

(無題) 削除/引用
No.2473-4 - 2008/12/10 (水) 20:27:01 - AP
濾紙では、受け取るより送る方が多いですが、だめだったことないです。
リクエストの多いプラスミドは、プラスミドをブロットした濾紙片を多数作っておいて、5mm角くらいの濾紙一片ずつシールバッグに密封して-20℃で保存しています。
一片あたり100 ng以上(正確には量っていないですが)ブロットして(多ければ多いほど安全でしょうけれど)、よく乾燥し、酸化や光化学反応を避けるために密封・遮光しておけば、かなり安全な方法だと思いますけれど。

(無題) 削除/引用
No.2473-3 - 2008/12/10 (水) 17:22:55 - つん
一度だけそのような状態でプラスミドをいただいたことがあります。
コロニー生えてこなくて困りました。
もう一度送ってくれとも言えず、その実験は封印されました。

(無題) 削除/引用
No.2473-2 - 2008/12/10 (水) 12:42:33 - ザンギ
一番の心配事は、

送り先でろ紙を無菌操作しないで、形質転換したディッシュから耐性菌が生えてくる...

くらいしかありませんよね。
個人的には液体で送られてくるより安心だと思うのですが。

濾紙上のプラスミド 削除/引用
No.2473-1 - 2008/12/10 (水) 01:33:24 - おお
濾紙にプラスミドをかけ、乾燥して郵送するというのが
まあまあ行われていると思います。

でも、あまりよくないので(多分リカバーしなかったり)
チューブに分注した溶液を送ってくれという話もよく
聞きます。

そういう状態であまり受け取ったことがないせいか、
起こりうるトラブルと原因が今一ピンと来ないのですが
ご経験や原因解明などされた方など、ご意見を伺いたいと
思います。

ちなみに
これってホントは税関にだたしい報告をしてないと言う事
ですよね。

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