薬物に対する微小血管の張力を測定して血管に対する作用を比較しています。
今、ハイカリ液で収縮収縮させて張力が安定したところで化合物を低濃度から累積添加し用量反応性を見ています。
化合物を評価している文献はいくつもあるのですが、
どの実験も収縮開始から15〜60分くらいで評価しているようです。
ただ、濃度を多く細かく振りたい時や反応が鋭敏でない薬物もあり、
収縮開始から1時間〜2時間ほど反応をみました。
確かに拡張反応は示すのですが、
そんなに長い間血管の張力は保たれるものなのか疑問に思って薬物を投与せずに放置してみると、
全てではないですが、1時間ほどで一時的に張力が弱まるものもありました。
長時間にわたって実験する場合、果たして薬物の効果を見ているのか
血管の自然拡張なのかを判断する上で、
1実験の時間としてどれぐらいを目安に行うとよいか、
ご意見寄せていただけると幸いです。
宜しくお願い致します。 |
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